おみくじの待ち人の欄の文字の意味《後編》
「待ち人音信なく来る」
おみくじに書かれている「音信」は「おとづれ」と読み、昔の言葉で「前触れ」や「情報」のことを指します。おみくじの待ち人欄には「音信あり」「音信なし」という言葉が書かれていることがあるので、こちらも注目してみましょう。
「待ち人音信なく来る」は、なんの前触れもなく突然待ち人が来るという意味です。前触れがないので、待ち人はあなたがまだ知らない人ということも。
しかし、相手があなたを気にかけている段階という可能性もあります。おみくじに「待ち人音信なく来る」と書かれていたら、待ち人がいつ来てもいいように心の準備をしておいてくださいね。
「便りありて来る」
「便りありて来る」は、もうすぐあなたに幸運をもたらす人が合わられる前兆があるということです。「便り」は手紙やメールのようなイメージですが、おみくじでは連絡や予兆・前兆を意味するもの。すでに、あなたは待ち人が訪れる予感がしているのではありませんか。
その待ち人は、まだ会ったことのない人かもしれません。転勤、転職、就職、進学など人生の中には新たな出会いの機会はたくさんあります。近いうちにこのような環境の変化があるという人は、そこでの出会いが期待できそうです。
「粘り強く待て」
おみくじの待ち人欄には「粘り強く待て」と書かれていることもあります。「粘り強く」というくらいなので、待ち人はすぐには来ないということ。しかし、今は辛抱してくださいというメッセージでもあるのです。
もしかして、今あなたは「もうダメかもしれない」「諦めようかな」と弱気になってはいないでしょうか。おみくじに「粘り強く待て」と書かれていたら、それはあなたへの励ましだと思ってみてください。
あなたが諦めてしまったら、幸運や運命の人は遠ざかってしまうかもしれません。今は辛抱して、いつか訪れる待ち人を粘り強く待ってみてください。
「待ち人まだ早し」
早く結婚したい、運命の人と出会いたいと思う人にとって、おみくじの待ち人は来になるところ。そんな中「待ちまだ早し」と書かれていたらショックを受ける人もいるのではありませんか。
「待ち人まだ早し」は、その言葉の通りまだ来るには早いということです。しかし、来ないというわけではないので落ち込む必要はないでしょう。今はその時期ではないというだけなのです。
結婚は人生を変えるような重大な出来事です。その相手を焦って探す必要はありません。焦らず心に余裕をもてば、いつか待ち人はあなたの元に訪れるでしょう。
「腐れ縁に注意」
おみくじの待ち人の欄には、「腐れ縁に注意」と書かれていることもあります。これを引いたあなたは、現在恋人との関係や人間関係、仕事のことで迷いがあるのではありませんか。また、きっかけがないという理由で関係を続けていることもあるかもしれません。
その腐れ縁は、あなたの幸運を妨げているということをおみくじが助言してくれています。思い当たるものがあれば、これを機会に整理してみるといいでしょう。
ただ「腐れ縁」は「悪縁」ではなく、その人があなたを不幸にしているわけではありません。その縁を整理することで、新しい出会いがあったり、いい方向へ向かう可能性があるということです。
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