髪の毛が伸びない原因とは?《前編》
本来、髪の毛の伸びる速度は、個人差はあるとはいえ健康であれば1日約0.3~0.4mmほど伸び、1年では12cmから15cmほど伸びます。それを大きく下回る場合はなにかしらの原因があるのです。
では、髪の毛が伸びない原因とはどんなものがあるのでしょうか。
生まれつき
先ほど、通常であれば人の髪の毛は1日0.3~0.4mmほど伸びるとご紹介しましたが、遺伝的な体質により生まれつき髪の毛の伸びが遅い人もいます。急に髪の毛が伸びなくなったと感じた場合は何か身体的に異常がある可能性がありますが、生まれた時から髪の毛の伸びる速さが遅いならば、それは先天性なものです。
また、一定の長さを過ぎると伸びが遅くなる体質の人もいます。心配な方は一度専門の病院で診てもらうと良いでしょう。
睡眠不足
十分な睡眠は、身体を健康に保つためにとても大切ですよね。「脳が働かない」「肌がボロボロ」「傷の治りが遅い」など、睡眠不足は様々な体の不調を引き起こしますが、髪の毛が伸びない原因となることもあるのです。
十分な睡眠時間にも個人差があり、自分では睡眠時間をとっているつもりでも気づかないうちに睡眠不足になっていることもあります。一度目覚まし時計をかけずに睡眠をとり、自然と目覚める時間を計ってみましょう。自分が一番すっきりと起きれる時間を見つけておくと睡眠不足になりづらくなります。
血行不良
人の体は頭のてっぺんからつま先まで全身に毛細血管が張り巡らされており、血液によって体の隅々にまで栄養を届けます。その血行が悪くなってしまうと栄養が隅々まで届かず、髪の毛が伸びない原因となってしまうこともあるのです。
血行不良の主な原因は、運動不足・冷え・ストレス・疲れなどです。血行不良が続くと髪の発育が悪くなるだけでなく、髪の艶やハリもなくなってきます。さらに慢性的になると重い疾患に繋がってしまうこともありますので、血流が悪いと感じたら早めに対処するようにしましょう。
偏った食生活
バランスのとれた食事は人の健康の要。もちろん髪の毛や爪などにも栄養は必要ですので、偏った食生活を続けていると髪の毛を作るために必要な栄養が足りなくなり、髪の毛の伸びも遅くなってしまいます。
健康的な髪の毛を作るために必要な栄養素は、主にタンパク質・鉄分・ビタミン・ミネラルです。タンパク質は、筋肉など体づくりには欠かせない栄養素ですが髪の毛を作るのにも欠かせません。そして、その栄養素と酸素を髪まで届けるために特に必要なのが鉄分。髪の毛のコンディションを整えてくれるのがビタミンとミネラルです。
どの栄養素がかけても健康的な髪の毛を作ることはできませんので、バランスのとれた食事を心がけましょう。
ストレス
精神的に大きなダメージを受けるストレスは、実は体にも大きなダメージを与えます。ストレスが溜まることで体から正常な成長ホルモンが分泌されず、髪の毛が伸びない原因の一つになることもあるのです。
ストレスによる影響は多岐にわたり、先にもご紹介した血行不良などもその一つ。他にも頭痛、肌荒れ、食欲不振などがあげられます。髪の毛が伸びないのはストレスが溜まり体が悲鳴を上げているサインかもしれません。十分に心と体を休め、ストレスを溜めない生活を心がけましょう。
生活習慣の乱れ
髪の毛が伸びないのは、生活習慣の乱れが原因となっていることもあります。生活習慣の乱れとは、睡眠時間、食事の時間がバラバラで生活リズムが不規則になってしまうこと。睡眠時間や食事の時間が変化し、体内時計がおかしくなってしまうんですね。
生活習慣が乱れてしまうと体には様々な不調が現れます。質の良い睡眠がとれなくなることから始まり、食欲不振や暴食、他にもホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。体を健康に保てなくなることで、正常に髪が伸びるのを邪魔してしまうのです。
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