塩まじないで恋愛・願い事を叶えたい時の注意点
火を扱うので、火事に注意することは当然のこと。手順が簡単だからといって、気安く取り組んではいけません。ひとつひとつの所作を丁寧に行い、願いが叶うようしっかりと心を込めることが大切です。
そうした塩まじないを行う上での注意点について、確認しておきましょう。
火には気をつける
塩まじないでは火を扱うため、火事にはくれぐれも気を付けましょう。タバコを吸うなど普段からライターを使う習慣が無い人は、特に注意が必要です。実際に塩まじないを行う前に、ちゃんと扱えるか確かめておきましょう。
燃やした後の灰を回収するため、火傷にも注意する必要があります。灰を受け止める皿は必ず不燃性のものにするとともに、皿の外に灰が散ってしまわないようにも気を付けましょう。
半信半疑でしない
塩まじないは、塩が持つ浄化の力を用いるもの。疑いの気持ちを持ったまま取り組んでも、その効果は十分に発揮されません。塩まじないを行う時は、必ず願いが叶うと信じる心を持ちましょう。
いくら正しい手順で行っても、そこに信じる気持ちが込められていなければ、塩による清めの力は得られません。縁起のいい日取りであればなおのこと、「こんな日でも叶わない願いだったら…」ではなく、「こんな日だからこそ叶うはずだ」と考えてください。
恋愛成就であれば、「○○さんと必ず付き合える!」「結婚できる!」といったように、願いが叶った理想の姿を思い浮かべてみましょう。その時は、すぐそこに迫っているはずです。
おまじないに頼り過ぎない
いくら塩まじないを行ったからとはいえ、他に何の努力も必要ないという訳ではありません。塩まじないを行った上で、願いが叶うよう自分自身が努力することが大切です。
塩まじないを行うことで、願いを叶えたいという気持ちを清め、成就させるために努力するきっかけを得ることができるでしょう。信じる気持ちとそのために費やした努力に、あと少し背中を押す力こそが、塩まじないであると考えてみてはいかがでしょうか。
恋愛関係であれば、好きな人や理想のタイプと近付くチャンスを見つけた場合、率先して動くようにしましょう。そのチャンスこそ、塩まじないがくれたものだと考えるようにすれば、チャンスを無駄にすることは無いはずです。
鬼宿日を避ける
鬼宿日(きしゅくにち)とは、「二十八宿」のひとつ「鬼宿」に当たる日のこと。天球(地球を中心とした球体)を28のエリア(星宿)に分けたものが二十八宿であり、鬼宿とはその中でも最も良い吉日であるとされています。
「大安のように縁起がいい日なら、塩まじないをしてもいいのでは?」と思われる方もいるでしょう。しかし、鬼宿は吉日であっても「婚礼だけは凶」とされています。そのため、恋愛における塩まじないだけは、鬼宿日を避けなければなりません。
鬼宿日も検索すれば何日かが分かりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
願い事の書き方に気を付ける
ここまでに紹介してきましたが、塩まじないは願い事の書き方に一番気をつかわなければなりません。間違った書き方をすると自分や身内に不幸が訪れる可能性も充分にあるからです。
例えば、金運アップのために「お金が欲しい」と書いてしまうと身内が事故に遭い保険金が下りるなど、思いも寄らぬ方向から金運アップになるかもしれないのです。
より具体的に、どこから、誰から、現状などを書くようにし、あまり「ああなりたい!」「こうなりたい!」という要望のみを書く事はしない方が無難でしょう。