40代は恋愛対象になる？男女のリアルな考えやエピソードもご紹介！

40代になるとセックスへのハードルが低くなる!?

女性は年を重ねるごとにセックスへの抵抗感が弱まっていくという説があるようです。『すぐにヤラせてくれる女、絶対にヤラせてくれない女』（内藤誼人）には、以下のような記述があります。

「アリゾナ州立大学のポール・モンギューは、大学生189名と、86名の年配者（30代から40代くらい）を対象に、最初のデートでどれくらいセックスしたいのかを尋ねてみた。
すると、大学生の女の子ではわずかに5.6％だったのだが、年配の女性では8.6％だったという。『たった3％の差じゃないか！』と思われるかもしれないが、この差は大きいと私は思う。

ただでさえ、女性は最初のデートからセックスするのを拒むものであり、セックスに抵抗がない絶対数は少ないのである。だからわずか3％でも高い年配者のほうが、確率論的にはセックスできる可能性も高くなる。

ちなみにモンギューの調査によると、男性で最初のデートからセックスしたいのは、大学生では21.2％であり、年配の男性では24.0％であった。
若い人のほうがガツガツしているようなイメージがあるが、実際には、年配者のほうが、男性でも女性でも、ガツガツしていることになる。

男性なら、だれでも若い女の子が大好きだと思うが（私も男性なのでそうである）、すぐにヤル、という目的からすれば、もう少し年齢が上の層を狙ったほうがいい。
もちろん、それでもやっぱり『絶対に若い女の子がいい』というのであれば、それはそれでかまわない。本項のお話は、あくまでも確率論でのお話なので、20代の若い女の子の中にもセックスが大好きという女の子はいるであろうし、そういう子を探せばいいのである。」

最初のデートでセックスすることに抵抗がある女性は少なくありません。しかし大学生と30～40代の女性を比較すると、後者のほうがセックスへのハードルが低いということが調査から判明しています。男性にも同様の傾向がみられるため、「男女ともに年配者のほうが性にガツガツしている」といえるのかもしれません。

40代夫婦のセックスの悩み

40代の夫婦ともなると、結婚歴も長くなり、お互いに「トキメキ」を失っている状態にあるかもしれません。そのような夫婦が抱えがちな悩みは「セックスレス」です。『ずっとずっと愛し合いたい』（宋美玄）には、以下のような記述があります。

「『カップルで話し合って解決しましょう』
セックスレス問題の悩みに一言で明瞭なアドバイスをするとしたら、これしかありません。ふたりの関係はふたりにしかわかりませんので、当事者がきちんと向き合ってはじめて解決策が見えてくるものだと思います。

ただし、悩みの度合いによっては、ある程度のリスクを伴います。これまで臭いものに蓋をするようにして、あえて触れていなかった夫婦間の問題と対峙することになるからです。
その結果、離婚を選択する場合もあるでしょうし、仮面夫婦として生きることになるかもしれません。

セックスレスについて『セックスはなくても、家族として愛しているからいい』という人はたくさんいます。繰り返しますが、カップルでお互いが納得して、その関係性に心から満足しているならば、まったく問題はありません。

しかし、なんとなくそういう状況になってしまい、一方は心のどこかで『これで良いのか？』と疑念があるなら、復活へのチャレンジをオススメします。
何らかのアクションを起こすなり、話し合うなりして、セックスレスの問題を掘り起こした結果、うまくいったカップルはたくさんいます。
少しだけ歩み寄って相手の本心を聞くことで、セックスが復活することだってあるし、ふたりの関係がより深まることもあります。

もっとシンプルに、セックスレスについて掘り起こしてはどうでしょう。
『そういえばセックスのこと忘れてたね』というくらいの感覚で話し始めて復活したカップルもいます。そうしたら『やっぱりセックスっていいな』と思えるようになったそうです。
臭いものに蓋、よりも、一歩踏み出すほうを、私はオススメしたいです。」

40代であれば、まだまだこの先一緒にいる期間が長いので、セックスの問題は放置しないほうがいいでしょう。前向きに話し合うことが、二人の絆を強くするきっかけにもなるのではないでしょうか。

＜参考文献＞
『すぐにヤラせてくれる女、絶対にヤラせてくれない女』（内藤誼人）
『ずっとずっと愛し合いたい』（宋美玄）