気持ちの切り替えが苦手な人の特徴
実は、こうした人には一定の共通点が見て取れます。今の自分を変えたいならば、どうして負の感情に囚われてしまうのか、その原因をきちんと知ることが大切。
そこで以下では、気持ちの切り替えが苦手な人によくある特徴について見ていきましょう。
言いたいことが言えない
ざっくばらんで楽観的な性格をしている人は、落ち込むことがあってもすぐに立ち直るものですが、内向的で適切な自己主張ができない人は上手く気持ちを切り替えることができません。
「誰かに批判されてしまうのでは」という不安や恐怖心が先立つため、たとえ他人から理不尽な仕打ちを受けたとしても抗議できず、我慢してしまいます。
言いたいことを言えずに飲み込んでしまう癖があると、どんどんストレスと負の感情が蓄積されていき、自分の感情を適切にコントロールできなくなるのです。
マイナス思考
マイナス思考の持ち主は、些細な失敗やトラブルであっても「もうダメだ」「みんなから見捨てられてしまったらどうしよう」と、何事も極端に悪い方向に捉えてしまいがち。
現状を客観的に把握することができず、必要以上に深刻に「解釈」してしまうため、不安感や自己嫌悪感で頭の中がいっぱいになってしまいます。
その結果、抜け出せない負のループにはまり込んでしまい、気持ちを上手く切り替えることができないのです。
自己肯定感が低い
小さい頃から親や周囲の大人に褒められた経験が少なく、むしろダメ出しされたり怒られることが多かった人は、健全な自尊心を育むことができないまま大人になっていることが多いでしょう。
自己肯定感が低いと、他人から少し批判や叱責をされただけで「やっぱり自分は価値のない人間なんだ」と思い込み、深く傷ついて自分の殻に閉じこもってしまいがち。
このような状態では他人からの励ましや優しい言葉を受け入れることができず、気持ちを前向きに切り替えることができないのです。
繊細すぎる
社会の荒波に揉まれて神経が図太くなる人も少なくありませんが、生まれつきとても繊細で傷つきやすく、多くの社会経験を積んでもその性質が変わらない人も一定数存在します。
繊細すぎる人は「自分がどう思うか」ではなく「他人にどう思われるか」に重点を置いて行動するため、他人軸に振り回されてはストレスを抱え込んでしまうでしょう。
また、普通の人ならば気にも留めないようなことでも気に病んでしまうのも、繊細過ぎる人ならではの特徴。現在や将来ではなく過去の出来事にばかり意識が向くため、なかなか気持ちを切り替えることができません。
孤独である
人間誰しも落ち込むことがありますが、家族や友人と一緒に過ごしているうちに、自然と気持ちが前向きになるものですよね。
ですが、人間関係が希薄な人は、他者との交流を通じてポジティブな影響を受ける機会がほとんどありません。落ち込むことがあっても誰かに励ましてもらったり悩み事を聞いてもらえることもないため、ネガティブ思考のループに陥りやすいのです。
孤独な状態でいると自分の狭い世界に閉じこもることになり、考えまで狭まってしまうので、前向きな気持ちになりにくいでしょう。
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