共依存夫婦の特徴とは?《後編》
結婚前からお互いに依存状態
結婚前からお互いに依存状態の夫婦は、高確率で共依存夫婦となります。
特に恋愛中は周りが見えなくなりやすいので、相手のことばかり考える時間が多くなりがちです。結婚前のカップルでお互いを監視しあったり、生活を縛ったりして依存状態に陥っている人たちは少なくありません。
そうした行動は、籍をいれたからといって変わることはまずないでしょう。むしろ結婚を機に、一段と共依存状態が加速してしまう可能性は高いです。
試し行動をする
共依存している状態は、常に気持ちが不安定です。そのため、自分が愛されているか不安になり「試し行動」をとってしまう人もいます。
試し行動とは、小さな子どもが親の愛情を確かめるために、わざと親を困らせるようとしてとる行動のことです。同じように、大人になってから、大切に思っているはずの恋人や家族に暴言を吐いたり暴力を振るったりして、愛情を確かめる人がいます。
相手が自分のために怒ったり悲しんで泣いたりする姿を見て、愛情を確認し満足してしまうのです。
現実から目を背けたがる
他にも、共依存夫婦の特徴として、現実から目を背けたがる傾向があることが挙げられます。
典型的な例だと、DV被害を受けているのにもかかわらず、「普段は優しい人だから」と別れることができないといったケースです。パートナーが自分に手をあげている事実に目を向けることができず、優しくしてくれるその一瞬に意識を向けてしまうことが原因です。
現実に起きていることから目を背けたくなるといったことは、誰もが経験することでしょう。しかし、目の前の現実が自分自身を苦しめているにもかかわらず、目を逸らし続けてしまうと、幸せを遠ざけてしまいます。
常に罪悪感がある
「あの人があんなふうになったのは自分のせい」などと、必要以上に自分のことを責めて常に罪悪感を抱いていることも、共依存夫婦の特徴として挙げられます。
共依存の状態になると、本来自分が感じる必要のない罪悪感に苛まれて苦しんでしまうことがあり、なかなか心穏やかな時間を過ごせません。
また、自分にとって心地よいことをするたびに罪悪感を感じる人もいます。モラハラを受けている人は、自尊心を削られてこのような思考に陥りやすいと言えます。そのため、支配されている状況からなかなか抜け出せないといった問題もあるのです。
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