感情の起伏が激しい人への周囲の対処法
相手の感情に引きづられない
感情の起伏が激しい人が身近にいると、相手の感情に引きづられてしまうことがあります。例えば相手が怒った時にこちらも怒ってしまうと、どんどん状況は悪化していくでしょう。相手のボルテージがどんどん高まっていき、怒りが増幅していきます。
感情の起伏が激しい人に対しては、感情的な対応をしないことが大切です。相手がいくら感情的になっても、こちらは冷静な態度を貫くようにしてみてください。そうすれば、徐々に相手の感情も落ち着いてくるはずです。
また、相手の感情に引きづられると、精神的に疲れてしまうことがあります。自分を守るためにも、冷静な対応を心がけてみましょう。
褒めるなどして相手の承認欲求を満たす
相手に認められたいという気持ちが強い人の場合、承認欲求を満たすと感情の起伏が穏やかになります。「○○さんは、こんなこともできるなんてすごいね!」といったように積極的に褒めるようにしてみてください。
また、相手が何かしたときは感謝の気持ちを伝えることも重要です。「自分がやっていることをきちんと見てくれている」と実感できるようになります。逆に、感謝の気持ちを伝えずにいると、「こんなに頑張っているのに!」と不満が溜まり、感情が爆発しやすくなるでしょう。
ただし、わざとらしく褒めたり、感謝したりするのはNGです。言葉の裏にある嘘を見抜かれたとき、感情が爆発してしまう可能性があります。
嫌がることをしない
相手が不快に感じることをしないのは、最も基本的な対処法です。感情の起伏が激しい人は、嫌なことに対する拒否反応が他の人よりも激しいため、すぐに感情的になってしまいます。
自分では気づいていなくても、本人にとっては嫌なことである場合もあるため、慎重になりましょう。もし、相手が少しでも嫌な顔をしたのであれば、それまでしていた言動を抑えるようにしてみてください。
そして、相手が喜ぶようなことを積極的にしていきましょう。楽しい気持ちが高まれば、怒ったり泣いたりといったネガティブな感情に流されることは少なくなります。
相手を肯定した上で自分の意見を言う
自分とは異なる意見を言われると、感情の起伏が激しい人はすぐに怒ってしまう傾向があります。自分のことを完全に否定されたと思ってしまうからです。
怒らせないようにするためには、まず相手の意見を肯定するようにしてください。「○○さんが考えていることはもっともだよね」と賛成意見を示すようにするのがポイントです。その上で、「もしかしたら、こんな考え方もあるかもね」と異なる意見を出してみましょう。
最初に相手の意見を肯定しているので、反対の意見を出したとしても受け入れやすくなっているはずです。言い方を少し変えるだけで反対意見を言いやすくなるので、工夫してみてはどうでしょうか。
距離を取る
どんなに頑張っても、相手の感情に振り回されてしまうこともありますよね。自分が「苦手だな」と感じる人と無理をして付き合っても精神的なストレスになるだけではないでしょうか。そんなときは、一定の距離を取ることも大切です。
感情の起伏が激しい人から一歩離れたところにいるようにすれば、精神的に楽になります。そして、本当に相手との関係を続けるべきなのかじっくり考えてみると良いでしょう。冷静になって考えていけば、自分に適した答えが見つかるはずです。
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