筋肉がつきやすい体質になるには ?≪行動編≫
ここでは、筋肉がつきやすい体質になるために効果的な行動を見ていきましょう。
質の高い睡眠をとる
人の脳は、眠っている間に成長ホルモンを分泌するよう促します。成長ホルモンとは、古い細胞を新しいものへと生まれ変わらせたり、病気やケガを回復させるのに欠かせない働きをするものです。
ただし、成長ホルモンを分泌させるには、質の高い睡眠をとる必要があります。寝る前にパソコンやスマホを見ることで脳は覚醒したままになり、せっかく寝ても質の高い睡眠にはなりませんので、寝る前の行動にも注意が必要です。
ちなみに、「成長ホルモンは午後10時から午前2時の間に最も多く分泌される」と聞いたことがある人もいると思いますが、現在では否定されいるようです。その夜の最初の深い睡眠時に成長ホルモンが分泌されるので、時間帯にこだわらず、とにかくぐっすり眠ることが大事です。
筋トレの後のケアをしっかりと
筋トレをすると、当然のことながら筋肉が疲労します。筋トレ後の筋肉疲労をしっかりケアして筋肉を休ませることで、筋肉の補修と成長を促すことができます。
筋肉疲労はいろいろな原因が重なり合って起こり、またその度合いにも個人差がありますが、筋肉の血液循環をよくすると回復しやすいと言われています。筋肉の血液循環をよくするには、たとえば、軽めのジョギングやウォーキングなどの有酸素運動、マッサージやストレッチなどが効果的です。
自分に合ったリラックスできる回復方法を選び、筋トレが生み出す疲労をしっかりケアしましょう。
筋肉痛の有無を確認する
筋トレを始めると、最初のうちはどうしても筋肉痛を起こしがちです。筋トレを始めたばかりの頃は張り切っているため、痛みがあってもついつい続けてしまう人が少なくありません。
また、筋肉痛を鍛えられてきた証拠と捉え、「ここでやめてはもったいない」と続ける人も多くいます。けれど、筋肉痛を起こしている時に鍛えると、かえって筋力が減ってしまい、逆効果です。
まずは筋肉痛の有無を確認し、痛みがあれば休むことも、筋肉がつきやすい体質になるためには欠かせません。
筋トレの内容を見直す
同じトレーニングばかりしていると筋肉はその刺激に慣れてしまい、次第に効果が薄れて成長が止まってしまいます。これを防ぎ、筋肉がつきやすい体質にするためには、日々の筋トレ内容を変えるなどして新たな刺激を与えることが重要です。
筋トレを続けているにもかかわらず、効果を感じられない場合には、負荷を上げたりして筋トレの強度をアップしてみるのも一つの手です。また、同じ部位を鍛えるにしても筋トレのやり方は様々あるため、メニューを変えることによって筋肉に新たな刺激を与えられるかもしれません。
出典:
大正製薬『メラトニンと成長ホルモンがカギ!睡眠とアンチエイジングの関係とは』
https://brand.taisho.co.jp/contents/tsukare/detail_36.html
健康長寿ネット『乳酸とは』
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-kiso/nyusan.html
POWER PRODUCTION MAGAZINE(江崎グリコ)『筋肉痛の時に筋トレをしてもいい?超回復との関係は?』
https://cp.glico.jp/powerpro/training/entry41/
ヘルスUP 日経Gooday 30+『筋トレ続けてもなぜ効果なし? 筋肉つける5つの要素』
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO69249210Z10C21A2000000/
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