意地を張る人の心理・特徴|前編
そこで、ここからは意地を張る人の心理を紐解きながら、意地を張る人に多い特徴を併せてご紹介します。
人に頼るのが苦手
意地を張る人は「自分は何でも出来る」という自信を持っている人が少なくなく、そのために仕事を抱え込んでしまう傾向があります。
それなのに、周囲から「大変だね。手伝おうか?」と言われても、なまじ自分の能力に自信を持っているために、「こんなのどうってことないよ。手伝いなんて必要ない」と意地を張ってしまうのです。
周りからすれば「抱え込んでいるのはわかり切っているんだから、意地を張らずに素直に手助けを申し出ればいいのに」となるでしょう。
けれど、「いったん断った以上、頼ることは出来ない」と考えるのが、意地を張る人特有の心理です。誰かに頼るのが非常に苦手な人と言えますね。
負けず嫌い
意地っ張りな人には、負けず嫌いな人もたくさんいます。仕事はもちろん、ゲームなどの娯楽でも「負けるもんか!」と熱くなるのが特徴です。
とにかく人に負けるのが嫌なので、皆で楽しくゲームをやっている時でも、負けると「もう1回!」としつこく対戦を求めてくるでしょう。むきになって勝とうとする様子に、「たかがゲームで負けたくらいで、そこまで意地を張らなくても…」となりますよね。
けれど、意地を張る人の心理としては、仕事だろうとゲームだろうと、とにかく負けたくないのです。そのため、自分が勝つまで徹底的に食い下がったり、勝負ができない時は不機嫌になることもよくあります。
上手く甘える事が出来ない
負けず嫌いだったり、プライドが高いために、素の自分をさらけ出して上手く甘える事が出来ないのも、意地を張る人特有の心理です。
特に男性の場合、「弱い自分を見せてたまるか」という考えの持ち主もいるでしょう。また、しっかり者の女性の場合、そもそもどうやって甘えたらいいかがわからない人も少なくありません。その結果、どちらも上手く甘える事が出来ないのが特徴です。
けれど、時には誰かに甘えたくなるのも人の心理。上手く甘えられないために、実は苦しいと感じていることも多く、意地を張る人の複雑な心理が垣間見えます。
本音で話す事が出来ない
意地っ張りな人は、「こんなことを言ったら幻滅されるかもしれない」とか、「嫌われたらいやだな」という心理が強く、本音で話す事が出来ないのも特徴です。
こうした心理は、相手からの評価を気にする意地っ張りな人に多く見られます。本音を話すことで自分の弱みを見せ、現在の自分への評価が下がることを恐れるからです。
さらに「自分は人からどう見られているのだろう」という心理が強く、他者からの評価が全てと考える人でもあります。
そのため、本音で話すと評価が下がると思い込んでおり、「出来る自分」でい続けるために意地を張ってしまうというわけです。
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