振ったけど後悔する心理・理由≪後編≫
振った相手が成功した
「将来性がないから」と思って振った後に相手が成功を手にしたことを知ると、「どうしてあのとき振ったんだ…」と後悔しやすくなります。「もう少し我慢していれば、自分も一緒に成功を喜ぶことができたのに」と考えてしまうでしょう。
しかし、将来性がなくて振ったということは、相手のことを信じていなかったということです。信じられなくなった時点で、2人の関係は終わっていたと言えるでしょう。相手が成功したからといって手のひらを返しても、受け入れてもらえる可能性は低いです。
このような場合は、元恋人の成功を素直に喜ぶようにしてみてはどうでしょうか。そして、自分なりの幸せを見つけられるように前に進んでいきましょう。
共通の知人に「お似合いだったのに」と言われた
別れた後に「お似合いだったのにもったいない」と共通の知人に言われると、「周りから見るとそうだったのか」と2人の関係について振り返るきっかけができます。客観的な意見を聞くと、「確かにお似合いだったのに、振ったのは良くなかったかも」と思うことはあるでしょう。
しかし、知人の意見はあくまでも客観的な意見であることを忘れないようにしてください。本当のところは本人たちにしかわかりません。周りの人に言われて振ったことを後悔したのであれば、なぜ相手を振ったのか思い出すようにしてください。
「周りに何と言われても、自分では振ったことを納得している」と実感できるようになれば、後悔することは少なくなるはずです。
1人でいると寂しい
恋人と別れた後は、1人でいることに寂しさを感じることが多くなります。いつも一緒にいた人がいなくなるわけですから、精神的に大きなダメージになるでしょう。そんなときに人恋しくなり、振ったことを後悔しやすくなります。
1人でいることは確かに寂しいですが、振った後に乗り越えなければならないことでもあるはず。寂しさを乗り越えた先に人間的な成長があると思えば、後悔せずに吹っ切ることもできるのではないでしょうか。
また、1人で寂しいからといって復縁を考えるのはやめておいた方が良いでしょう。本当の意味で相手のことを好きとは言えないからです。寂しさは自分の中で解消するようにしてみてください。
自分のものでなくなった途端に魅力的になった
自分の手から離れた途端に魅力的に見えることもあります。一緒にいるときは大した存在ではないと思っても、別れた後に元恋人が他の人と一緒にいるのを見て、「こんなに素敵な人だったのか」とその魅力を再認識するようになるのでしょう。
相手が近くにいると、その魅力を見失いがちです。小さな欠点ばかりに目がいって、気持ちが冷めてしまうこともあります。その結果として振った場合は、後になって相手の良さを知ることになるはずです。
そして、元恋人に新しい恋人ができたときに、「どうしてあんなに良い人を手放したのだろう」と本当の後悔が訪れます。既に他の人のものになってしまったことは、悔やんでも悔やみきれないでしょう。