「愛されたい」という欲求を放置すると…
そこで気になるのが、愛されたいという欲求を放置するとどうなるのかということです。
ただでさえ愛されたいという欲求が強い人達ですが、その欲求に見向きもされなくなってしまったらどうなるのか…さまざまなケースを解説していきましょう。
とにかくマイナス思考になる
基本的に言えるのが、愛されたいという欲求が放置されるとどんどんマイナス思考になっていきます。ただでさえ自己肯定感が低く自信がないため、愛されたいという欲求が誰にも聞き届けてもらえないと、過度に自信喪失をし、とことんマイナス思考になってしまうのです。
こうなってしまうと、何をするにもマイナス思考で否定的になり、自分勝手な振る舞いも増えていきます。マイナス思考に囚われたら多くの人は視野が狭くなり、自分のことで精一杯となるため、時には周りに迷惑をかけることもあるでしょう。
また、その辛いマイナス思考をなくすために、さらに「愛されたい」という欲求が強くなっていきます。恋人がいればさらに愛情を求め、嫉妬をし、束縛をするようになるでしょう。
気持ちが疲れる
常に愛されたい症候群の人は全力で愛されたいと思っていますが、放置をされることで「なんでこんなに願っているのにダメなんだろう」「どれだけ必死になればいいのだろう」と思い悩み、どんどん気持ちが疲れていってしまいます。
誰だって必死に頑張っていることがあってもそれが報われないと、「こんなに頑張ってもダメなのか」と意気消沈してしまうことはあるでしょう。まさしく愛されたい症候群の人もそういった時の気持ちになるのです。
特に愛されたい症候群の人は四六時中愛されたいと思っているため、その意気消沈具合は半端ないものだと言えるでしょう。人が変わったように落ち込んだり、自暴自棄になったりすることも珍しくありません。
誰でもいいから…という気持ちになる場合も
たとえ恋人がいたとしても愛されたりないと思ってしまえば、「誰でもいいから愛して」という気持ちになるケースも少なくありません。一時的でも自分を強く求めてくれる人を求めてしまい、浮気に走ったり、出会い系に登録したりすることもあるでしょう。
また、これは家族への愛に飢えている場合にも起こりうります。両親などからの愛情に不満があると、自分のことを必要として愛してくれる、両親と同じ大人を求めてしまうことがあるのです。
基本的に特定の誰かに対しての愛を求める愛されたい症候群ですが、放置をされると見境なく愛を求める存在になってしまいます。
恋人への束縛や嫉妬が激しくなる
愛されたいという欲求が放置されると、それに比例して恋人への束縛や嫉妬が激しくなります。愛されたい症候群の人にとって束縛や嫉妬は愛情の深さであるため、愛が足りないと思うと、もっと自分が相手を愛せば愛してくれると思い、行動に移してしまうのです。
また、愛されていないという不安に駆られることにより、相手に見放されたくない、手放したくないという気持ちから束縛や嫉妬が激しくなることも珍しくありません。
基本的にこの2つの気持ちによって束縛や嫉妬はどんどん激しくなっていき、嫉妬をしていると人は自分のことしか考えられなくなるのもあり、相手に対して理不尽な要求をすることが増えていくでしょう。
気持ちが報われないと一気に気持ちが冷めることも
実は愛されたい症候群の人も、愛されたいという気持ちが満たされなくなくなると、一気に相手への気持ちが冷めてしまうことがあります。愛が冷めることは愛されたい症候群の人にはあまり見られない行動ですが、限界までいくとプツンと糸が途切れたように気持ちがなくなるのです。
特に愛されたいという欲求を出しているにもかかわらず、相手が無視をしたり、または別の異性に愛を向けていたりすると、最初こそは不安や嫉妬心で燃え上がりますが、限界までいくと一気に相手への信用が失われていきます。
もともと自己肯定感が低い人が多いため、愛が必要以上に向けられなくなると、「所詮自分はその程度の人間なんだな」と解釈をし、求められることをやめてしまうのです。求めればそれだけ傷つくと理解をし、それ以上同じ相手に愛を求める気はなくなってしまうのでしょう。
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