目線別の基本的な心理
目線が左上を見ている
まず、目線が左を向いているときは、記憶を探っている心理を表します。そして、目線が上を向くのは頭を使って何かを思い浮かべているときです。つまり、左上を向くのは過去に見た光景などを思い出そうとしている状態と言えます。
たとえば「先週どこに出かけたの?」などと聞かれると、左上を向いて「えーっとね…」といって思い出そうとするわけですね。あなたが質問をしたとき、相手の目線が左上、つまりあなたからみて右上を向いているようなら、実際に過去のことを思い出そうとしている証拠です。
目線が右上を見ている
左が記憶に関係しているのに対し、右は空想に関係していると言われています。そして、先ほど紹介したように、上を向くのは頭を使って光景を思い浮かべるときです。つまり、右上を向くのは、見たことがない景色を思い浮かべようとしている証拠と言えます。
たとえば「○○ってどんな場所だと思う?」などと聞くと、相手の目線は右上を向くわけです。ここで注意したいのが、あなたが「先週どこにいっていたの?」と質問したときに、相手が右上を見た場合です。
この場合、相手は過去の景色を思い出そうとしているのではなく、見たことがない景色を思い浮かべようとしているということ。つまり、嘘をついている可能性があるということですね。
目線が水平左を見ている
水平方向に目線が動くのは、音に集中しているときだと言われています。確かに、「耳を澄ましてよく聞いて」と言われたら多くの人は真横を見るのではないでしょうか。
そして、先ほど触れたように左を見るのは記憶を探っているときです。つまり、水平左を見る時は、人は過去に聞いた音を思い出そうとしています。「昨日○○君はなんて言ってたの?」と質問したとき、相手が水平左に目線を動かしたら、聞いた言葉を思い出そうとしている証拠と言えるでしょう。
目線が水平右を見ている
水平方向を見るのは聴覚に集中しているときであり、右を見るのは記憶にないものを思い浮かべようとしているときでしたよね。つまり、目線が水平右を見るのは、聞いたことがない音や音楽を思い浮かべようとしているときです。
たとえば、「キリンってどんな鳴き声か知ってる?」などと聞いたときに相手が水平右に目線を動かしたら、鳴き声を想像している証拠です。
目線が左下を見ている
上を見たときは視覚、水平方向を見たときは聴覚でしたが、下を見たときは少し複雑な心理状態です。大まかに言えば、体験について考えているときに下を向きます。
左下に目線を動かした場合は、自分の内面を探っているとき。具体的には思考や感情を探っているときに目線が左下に動きます。
たとえば、「小さい頃はどんな性格だった?」と聞かれると、自分の性格を思い出すのに左下を向くわけですね。ただし、小さい頃見た光景を思い出す場合などは、左上を見ることになるでしょう。
目線が右下を見ている
右下を見ているときは、自分の身体的な感覚を思い浮かべているときです。
たとえば、ジェットコースターに乗ったことがない人に「乗って見たい?」と聞くと、乗ったらどんな感じなのかを思い浮かべて視線が右下に動くことになります。逆に、すでに乗ったことがある人なら左上や左下を向くでしょう。
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