不倫中に切ない気持ちになる理由≪前編≫
なぜ、不倫中は切ない気持ちになることが多いのでしょうか。そこには、満たされない思いや欲が関係していると言えそうです。
会いたい時に会えないから
不倫は、会いたい時に相手と会うことができません。仮に、辛いことがあったり頼りたい時でも、相手に会うことができないのです。
それでいて、連絡をすることも思うようにできないでしょう。自分がするLINEや電話がきっかけで奥さんに関係がバレてしまっては、彼との恋愛が終わってしまう可能性があります。そのため、会いたいと思っても我慢する他ないのです。
不倫とはいえ、きっと相手のことを好きで必要としているはず。だとしたら、会いたいと思うことは自然ですよね。
しかし、会うことはもちろんのこと、必要に感じていること自体伝えることができないとなれば切ないと感じるのではないでしょうか。不倫中はこうした状況が日常茶飯事であるため、どんどんと寂しさや不満が溜まるものです。
「自分だけ」の相手ではないから
あなたが恋愛している相手は一人だとしても、相手にとっての相手はあなただけではありません。相手には奥さんがいるわけですから、二人の女性を独占している状態です。
そうした状況の違いから、切ないと感じる女性もいるはず。あるいは、自分だけの相手でないため、彼を独占できないことに切なさを感じるでしょう。
好きな人と付き合ったら、誰でも少なからず相手に対し独占欲を持つものです。しかし、相手にはすでに奥さんという絶対的立場の人がいるため独占することはできません。
切ないと感じて寂しさや不満を抱いたとしても、自分だけの相手ではないため伝えにくいはずです。
不倫に将来はない事がわかっているから
「いつか彼と一緒になりたい」と思っていても、現実的に叶わないとわかっている女性もいるでしょう。特に、彼との不倫関係が長いとしたら、尚更「自分たちに将来はない」と感じているはずです。
そのため、何をするにも切ない気持ちになるのではないでしょうか。どこか冷めた自分がいて、「好きと言い合っても将来はない」「楽しいのは今だけ」と何事も現実を見てしまうでしょう。
そう考えれば、彼の言葉を信じられなかったり素直に喜べないもの。そして、将来がない中ダラダラと関係を続けている自分を客観的に見て「何してるんだろう…」と我に返り、彼との別れを考える人もいるはずです。
堂々と会えないから
不倫中に切ない気持ちになるのには、堂々と会えないからという理由もあるでしょう。
例えば、彼と会うにしても場所を選ばなければなりません。彼の自宅近くで会っていれば、奥さんや子どもに見られてしまう危険性があるため、遠くで会う必要があります。
また、知り合いにばったりと会ってしまう可能性もあるでしょう。そう考えたら、デート中も周りが気になるはずです。
不倫ではなく普通の恋愛であれば、どこでどうデートをするかも楽しみの一つでしょう。しかし、不倫の場合はデートの内容や楽しみよりも安全性を優先させるため、思い通りのデートができないことが多いです。
気持ちがすぐに解消されないから
好きな人と付き合えても、寂しいと感じたり相手に不満を持つことがあるでしょう。ただ、普通の恋愛であれば、それをすぐさま相手に伝えることができます。電話やLINEをして「寂しいから会いたい」と伝えたり、「どうして○○してくれないの?」といったように、気持ちを伝えて解消することができるでしょう。
しかし、不倫の場合そうはいきません。寂しいと思っても彼に連絡することはできず、ひたすら自分で寂しさを解消するしかないでしょう。
また、仮に不満があっても不倫の場合は言いにくいという人が多いです。それは、すでに相手には奥さんという存在がいるからでしょう。「不満を伝えたら自分のもとから居なくなられるかも」と感じるため我慢するのです。
このように、不倫中は自分の気持ちがすぐに解消されないために切ないと感じることが多いはず。その思いは他の方法で上手く解消し、自分を保つことが必要になりそうです。
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