嫌いと言われた…嫌いという人の心理とは|後編
なぜ、面と向かって「嫌い」と言えるのでしょうか。考えられる心理の続きを見ていきましょう。
自分が嫌われていると思っている
「自分は嫌われている」と思った時、「それだったら自分の方から嫌いと言ってやろう」という心理が働くことがあります。自分が最初に嫌いと言うことで、相手よりも優位な立場にいたいと考えているのでしょう。
しかし「嫌われている」という気持ちは勘違いであることも多いです。相手から嫌いと言われた時に「だってあなたも自分のことが嫌いだよね」と言われた場合は、今まで誤解されるようなことをしていなかったか振り返ってみてください。
相手の存在を蔑ろにしたり、否定的な発言が多い場合は嫌われていると思われても仕方がありません。嫌われていると思われるくらい相手に失礼な態度をしている可能性があるので、気をつけてください。
みんなから好かれているから
みんなから好かれていることに対して妬みを感じ、嫌いと言うパターンも考えられます。この場合は、あなたの周りにたくさんの人が集まっているのが本当は羨ましいと思っているはず。その気持ちを隠し、「みんなから好かれてるけど、自分はあの人が嫌いだ」と言うようになります。
このような心理で嫌いと言う人は、輪の中に入ることができず疎外感を感じている可能性が高いです。本心では友達になりたいと思っているのに、最初から諦めて嫌いと思うようになってしまったのでしょう。
相手の気持ちを汲み取り、きちんと仲良くするように対処していけば、嫌いと言われたことは水に流して良い関係が作れるのではないでしょうか。
相手の気持ちを確かめたい
自分から嫌いと言うことによって、相手の気持ちを確かめたいと考える人は珍しくありません。嫌いと言われた相手が悲しんでいるようなら、「やっぱり自分のことが好きなんだ」と実感することができるのでしょう。本当は相手が好きでたまらないのに、その気持ちを隠して嫌いと言っていると考えられます。
気持ちを確かめたい一心で嫌いと言う人は、天邪鬼な傾向がある可能性が高いです。また自分の気持ちを明らかにするのが怖くて、あえて嫌いと言っている場合もあります。どちらにしても本当は相手のことが嫌いなのではなく、好きであることには変わりありません。
あなたの方から愛情を注いでいれば、嫌いと言われることは少なくなるでしょう。
本当は好きなことを認めたくない
本当は心の中では「好きで仕方がない」と思っているのに、その気持ちを認めたくて「嫌い」と言うことがあります。何らかの理由によって、相手への好意を明らかにするのを躊躇しているのでしょう。
しかし、何もしていないと好きな気持ちが溢れ出てしまうため、それを抑えるために嫌いと言っていると考えられます。このようなパターンで嫌いと言われた場合は、相手の言動をよくチェックしてみてください。
嫌いと言っているわりには優しさを見せてくれることがあるはずです。恋愛に慣れていない人や、自分の気持ちを正直に話すのが苦手な人に多くみられる傾向なので、意識して判断していきましょう。
相手の好意を受け止められない
愛情は好意的に受け止められることがあれば、プレッシャーとなって相手を苦しめることがあります。相手からの好意が重荷となり、「もう耐え切れないから、嫌いと言って距離を取ろう」と考えるパターンもあるので注意が必要です。
嫌いと言われた時に、今までの自分の行動を振り返ってみてください。過剰に愛情を示しているようなら、それが負担になって嫌いと言われている可能性があります。相手から徐々に距離を取られ、関係を持つのを拒否される事態に陥ってしまうでしょう。
相手がどのくらいの愛情を受け止められるのか確認し、それに合わせた行動に切り替えないと好きな人から嫌われてしまうので気をつけてください。
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