失恋が起こす食欲不振などの症状とは?
ここからは、失恋が原因で起こる体調不良について詳しくご紹介していきます。
吐き気
失恋による食欲不振から吐き気を訴える人は少なくないでしょう。また、食欲に影響はなくても吐き気があると感じる方もいます。この吐き気の主な原因はストレスによるものです。
失恋のショックがストレスとなり、そのストレスが自律神経のバランスを崩してしまいます。自律神経が乱れたことで、胃や腸の働きに影響を及ぼし、吐き気として表れてしまうのです。
この吐き気を改善するためには、自律神経を整えることが大切です。ストレスを解消したりリラックスできる時間を作ったりと、無理なく実践できることから改善していきましょう。
頭痛
失恋して頭痛が起こることもあります。この頭痛の原因として考えられるのは、自律神経の乱れや失恋の悲しみで泣いたなどですね。
自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位に働いた際に「血管が収縮し血行が悪く」なります。また、反対に副交感神経が優位に働いた場合には「血管が拡張」します。この血管の拡張と収縮が頭痛の原因にもなり得るのです。
たくさん泣いた場合もそうですね。涙と自律神経は深く結びついており、交感神経が優位になることで涙が流れ、泣いた後は副交感神経が優位に働くのです。そこで、上記のように血管の収縮と拡張が起こり、頭痛が起こることがあります。
出典:らいふ(NHK)『自律神経を整えてつらい“頭痛”とサヨナラしよう!』
https://www.nhk.or.jp/lifestyle/article/detail/00636.html
出典:日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)129,99~103(2007)『涙とストレス緩和』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/129/2/129_2_99/_pdf
不眠
失恋を経験することで不眠になる人も少なくありません。不眠が続くことで、身体的にも精神的にもダメージを受けてしまいますよね。こちらもまた、失恋によるストレスが原因だと考えられます。
また、夜に一人で過ごしているときに失恋した相手のことや失恋した原因などを考え込んでしまい眠れなくなってしまうこともあるでしょう。
不眠症の対処法としては、何か他に熱中できることを見つけるのが良いかもしれません。運動などで身体を動かすことで、身体が疲れると自然と眠れるようにもなるでしょう。
暴飲暴食
前述したように、失恋をすることで食欲不振ではなく食欲が増加したり、やけ食いに走る人もいらっしゃいます。こういった暴飲暴食の原因は、ストレスであることが多いでしょう。
ストレスの原因を解消できることが一番良いのですが、失恋が原因だとすぐには難しいかもしれません。食生活を見直し、他に熱中できることを見つけてみましょう。また、よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激し、食べすぎの防止に繋がります。
出典:日本訪問歯科協会『よく噛むことの8つの効果』
https://www.houmonshika.org/oralcare/c12/
下痢
失恋のストレスにより自律神経が乱れ、腸の働きが過剰に働いた場合や、失恋のショックから暴飲暴食をしてしまった場合に、下痢や腹痛の症状が出ることもあるでしょう。
お腹を温め、腸を安静にしてあげることが大切です。なるべく消化に良い食事をとるようにしてくださいね。また、下痢を起こした場合には、脱水症状になる恐れもあります。水分や電解質をしっかりと補給しましょう。
出典:POWER PRODUCTION MAGAZINE(江崎グリコ株式会社)『水分不足が起こす「脱水症」の症状はどんなもの?対策するには。』
https://cp.glico.jp/powerpro/citric-acid/entry21/
出典:健康情報局(大幸薬品)『おなかのトラブルと対処法 軟便・下痢』
https://www.seirogan.co.jp/fun/stomach/diarrhea05.html
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