加虐心を強く持つ人への対処法とは?
それでは、加虐心を強く持つ人には、どのように対処していけばいいのでしょうか。対処の仕方を間違えてしまうと火に油を注ぐことになり、余計に加虐心を強めてしまうことも。上手に対処をしていくことが大切です。
ここでは、加虐心を強く持つ人への対処法を4例、ご紹介していきます。場面や状況に合わせて、適した対処法を実践していきましょう。
肯定してあげる
加虐心を強く持つ人は、自分を否定されることを好みません。「自分が間違っているかも」と思う時でさえ、それを人から指摘されるだけで強く反発します。そこで、肯定の意を示していく対処法がおすすめです。
ただし、その人を全肯定していくのは、加虐を許してしまうということ。「何をしても大丈夫」と思わせてしまうことにも繋がる場合があります。
なので、「あなたが全て正しい」という全肯定で服従するのではなく「あなたがとても頑張っていることは知っている」「言いたいことはよく分かる」などのように、認める肯定、理解する肯定の方が望ましいでしょう。
反応しない
加虐心を強く持った人が何をしてきても、何を言ってきても、反応しないというのも対処法の一つ。加虐心を持った人は、相手がどんな反応をするのか敏感に察知しようとします。相手の反応に満足すれば加虐心が弱まり、相手の反応が不服なら加虐心は強まるでしょう。
それならば、反応しないという対処をすると、加虐心を持った人はどうなると思いますか。実は、無反応の相手には「いじめたい」という欲のやり場がなくなり、空振りに終わってしまうことがほとんどなのです。期待する反応が得られないとなれば、そのうち興味を失っていくようになるでしょう。
何よりも、反応しなければ、自分が加虐を受けていると実感しなくなることもあります。自分の精神を守るために「関係ない」というそぶりをすることも大事なのです。
突き放す
加虐心を持った人は、相手のネガティブな反応を期待して加虐を繰り返します。だからこそ、突き放して返すのも、対処法としては有効です。突き放すという反応は、加虐心を持った人からすれば、一番不満な反応なのです。
相手にしないことにも繋がりますが、「いい加減にしてよ」「もう知らない」など、呆れの言葉で突き放してみると、加虐心を持った人は予想外の反応に狼狽えるでしょう。
全てを我慢して真に受けるのではなく、我慢の限界を迎える前に、突き放してみることも視野に入れてみてもいいのかもしれません。
『勝者だ』と思わせない
加虐心を持った人は、いつでも自分が優位な立場でいたいもの。相手をいじめて、自分が勝者であることを実感しようとしています。
だからこそ、加虐心がある人よりも「こちらの方が強い」と示すことはとても大切です。あなたは優位に立てないのだと実感させれば、加虐心を向けられることがなくなるでしょう。加虐心を向けられると臆してしまうものですが、恐れずに強気の姿勢を保ち、加虐心を持った人に「勝者だ」と思わせないようにしましょう。
ただ、逆にいじめてやろうという心持ちになってしまうのはよくありません。同じように加虐になってしまわないように、「私は屈しません」という態度で示すことが大事ですよ。
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