自分の中にある加虐心を抑える方法
加虐心で満足感を得る人がいるかたわらで、その加虐心をどうにかしたいと思い悩む人もいるもの。人を傷つけた後で我に帰り、「なんてことをしてしまったんだろう」と強い自己嫌悪に陥ってしまったことがある人もいるのではないでしょうか。
自分も相手も傷つかなくて済むように、自分の中にある加虐心を抑える方法を知っておいた方がいいと言えます。自分でも止めることが出来ない…となる前に、ここでご紹介していく方法を参考にしていきましょう。
自分の長所や短所を認めてあげる
自分の中に加虐心が潜んでいることに気付いた時、心を大きく埋め尽くしているのは、数々の「不満」であることでしょう。その不満は、自分で自分を否定していたり、本当の自分を受け入れられてなかったりと、原因は様々です。
人間ですから、何もかも完璧というわけにもいきません。長所も短所もあって当然です。それを踏まえた上で、自分の全てを受け入れて、認めてあげるようにしましょう。
過去に、人から否定されることが多かった人は、長所を認め憎いもの。躓くことを知らなかった人は、短所を認めにくいもの。ですが、それらを認めてあげることで、今よりもずっと素直な心持ちになるはず。その素直さが、自分の中にある「不満」を少しずつ打ち消し、加虐心を和らげていくことができるようになるでしょう。
適度にストレスを発散する
自分の中に溜め込んだストレスを他人にぶつけたいという願望は、まさに加虐心そのもの。ストレスは適度に発散して、自分の中に蓄積させない方がいいでしょう。何一つ発散しないでいると、不満に不満が上乗せされてしまい、ストレスは膨大なものになってしまいます。
そんなとき、誰かが苦しむ姿を見て「スカッとした」という感覚になってしまうと、加虐心を止めることが難しくなるでしょう。
なので、ストレスの発散方法を見つけることは、とても大切です。溜まっていくストレスは、運動や趣味など、ポジティブな方法で発散をしていくと、自分自身もスッキリとしますよ。誰かが傷つく必要もなく、自分の中にネガティブでダークな感情を残すこともないので、ストレスの発散は前向きな方法であるべきです。
感情的になりそうな時は深呼吸
加虐心が募っている時、冷静な感情を維持することも難しいですよね。暴走してしまいそうな感情が加虐心を強くさせて、結果的にそれが爆発してしまうのですから。しかし、そんな時こそ深呼吸をして、感情を落ち着けるようにしましょう。
少し冷静になるだけで、自分の中の加虐心はかなり落ち着くはず。意図的に「いじめたい」という欲を人に向けたとしても、感情的にならない分、自分の言動も暴走しないで済むのです。
イライラして「誰かをいじめたい」という感情が抑えられそうにない時には、加虐心という一種の欲望が爆発してしまわないように、ゆっくり深呼吸してみましょう。その感情を落ち着ける、他の解決策が必ず見えてくるはずですよ。
冷静になって考える
感情的になった瞬間を落ち着けるだけでなく、冷静さを保って物事を考えることも、加虐心を抑えるためには必要です。冷静になった瞬間、自分のことも周りのこともよく見えるでしょう。客観視できる場合もあり、理不尽な言動で人を痛めつけようとは考えないはずです。
自分がなぜイライラしているのか、何が気に入らないのか…。そういった点を冷静に見つめられるようになると、解決策も冷静に考えられるようになります。
感情ばかりが先走ってしまう時こそ、冷静さを心がけてみましょう。きっと、他人に対して加虐心を持つようなことも減っていくはずですよ。
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