加虐心を強く持つ人の特徴
そこで、重要になってくるのは、加虐心を強く持つ人の特徴です。理由や心理が異なっても、加虐心を持つ人の特徴には、共通している部分も多くあるもの。その特徴に気づくことで「この人には加虐心があるのかも知れない」と予測することができます。
加虐心を強く持つ人の特徴には、どんなものがあるのでしょう。一見して分かるものから、付き合いを続けていく中で見えてくるものまで、4つの例を参考に挙げていきましょう。
自己肯定感が低い
自分で自分を認めることが出来ない、自己肯定感が低いというのは、加虐心が強い人によく見られる特徴です。どれだけ頑張っても報われている気がしないので、常に苛立ちが蓄積されていくのでしょう。そして、その苛立ちが加虐心となり、他人に向けられていくのです。
自己肯定感が低いと、自分をさらに見下したくないという心理から、他人の力を認めることもできません。人のことを羨ましく思ったり、妬んだりしてしまうばかりで素直になることができないのでしょう。
自分を認められないというだけで、溜まりに溜まった不満が、「いじめたい」という欲にすり替わっていってしまうのです。
ストレスが多い
人を痛めつけている人を客観的に見ると、どこか憂さ晴らししているようにも感じられることがありますよね。先にも触れましたが、何かしらの鬱憤を解消しきれずにストレスが溜まってしまうと、加虐心を強める理由になり、特徴とも言えます。
ストレスが多いのは、その分ストレスの解消の仕方がわかっていないということ。解消する暇もなく、どんどんストレスが積み重ねられていくと、考え方もネガティブになりがちです。
少しのストレスなら、自分自身だけで解消することもできるでしょう。しかし、あまりにもたくさんのストレスが溜まってしまうと、それを解消するために、人が苦しんでいる姿を見て発散しようとしてしまうケースもあるのです。
融通が効かない
加虐心が多い人の特徴として、融通が効かない性格も挙げられます。頑固と言えるほどに頑ななので、臨機応変に対応していくことが苦手ということです。その分、自分が決めたことに対して、思うように動いてくれない人に対して反発心を持つようになってしまいます。
とにかく自分の思い通りに周りを動かしたい、という心理が加虐心に変わることもあるので、頑固な性格も、加虐心が強い人の特徴と言えますね。
正義感に溢れている
正義感に溢れていると聞けば、いいことのように思えますが、加虐心が強い人の場合、そんな正義感が極端に強いようです。この場合、自分は加虐心を持っているという自覚が薄く、正しいことをしているのだという考えしかないでしょう。
人の意見に聞く耳を持たないばかりか、自分の考えが絶対だと信じているので、相手を強く抑圧して黙らせようすることさえあります。悪気があるわけではないので、人を傷つけている自覚もないのかもしれません。
「やっぱり自分は正しかった」と思うために、相手に有無を言わせない手段をとる。そんな特徴を持つ人は、加虐心が浸透してしまっているのかもしれませんね。
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