結婚が怖いと感じる心理
結婚が怖いと感じているのを克服したい人や、パートナーに克服してもらいたい人は、まずは心理から理解して対策方法を探っていきましょう。
生活の変化への怖さ
多くの場合、結婚すると生活環境が変化します。パートナーと一緒に暮らす事になるので、特にこれまで一人暮らしだった人の変化は大きなものとなるでしょう。
一人暮らしの気軽さに慣れてしまっている場合は、結婚して同じ空間に人が増えるという事に不安を感じる可能性が高いです。また、洗濯などの家事もやり方を変えなければならない場合があります。
このように愛する人と一緒になる嬉しさよりも、生活の変化に対する不安が勝ってしまった場合は、結婚が怖いと感じてしまうでしょう。
結婚生活が未知で怖い
結婚するとなると、その後の生活様式はどうなっていくのか、仕事と家事とのバランスはどうするのかなど、わからない事がたくさん出てきます。そして、わからない事、得体のしれない事に対して恐れや不安を抱かない人はほとんどいないでしょう。
パートナーとの新しい生活に対して心配や不安が募ってしまうと、結婚に対して後ろ向きになってしまい、結婚するのが怖いと思いがちです。先のことを考えすぎてしまう人や、ネガティブ思考な人は、このように考える可能性が高いでしょう。
金銭的な不安
金銭的な不安があるために、結婚が怖いと感じる人もいます。
結婚には様々な費用が必要ですよね。結婚式を挙げたい人や、将来的に子供が欲しい人などは、ある程度の資金を用意しておかなければと考えるでしょう。
現在の貯金の残高や収入に不安はなくとも、この先どうなってしまうのかわからないと考えることで、結婚が怖くなってしまうのです。
また、友人などが結婚してお金のやりくりが大変という話を聞くと、「自分は大丈夫だろうか」という不安に見舞われてしまう可能性が高まります。
両親が上手くいっていなかったから
結婚は、愛するパートナーと家族になる行為です。そのため、幸せな事、素敵な事だと思う人が多いでしょう。ただし、愛する者同士が家族になればすべてが上手くいくなんて事は、残念ながらあまりありません。
そして、このような事実を意外と近くで知ってしまう可能性もあります。それは両親が上手くいっていないという事例です。父と母が上手くやれていない様子を見てしまうと、結婚というものに幻想を抱かなくなるでしょう。
それどころか、「今のパートナーとの関係もいずれ冷めきってしまうのでは」と感じてしまう可能性もあります。