マウンティングする人の心理
こちらでは、マウンティングする人の心理を解説していきます。心理を理解し「ああ、そういう考えでこういうことをしているのだな」と思えば、マウンティングする人に対してのイライラが少しは軽減されるかもしれません。
自分の意見や考えが一番正しい
マウンティングする人は、常に自分の意見や考えが一番正しいと思い込んでいます。「自分が言うのだから間違いない」「自分の経験上こうすることがベスト」という自己中心的な心理で、自分の意見を押し付けるのです。
そのため、他人の意見を受け入れる気持ちがさらさらなく、自分の意見を通すために他人の意見を「でも、だって、それは違う」と切り捨てます。ひどいときは、他人の意見は聞く必要すらないと思っていることも。
優越感に浸りたい
ステータスや持ち物、身内などの自慢話でマウンティングをする人には、優越感に浸りたいという心理があります。
人より高級なものを持っている、人より優れた立場である、身内が人に羨まれるような存在であるなどなど、自慢して優越感に浸ることにより、自尊心が満たされるのです。
周りが「そんなことはどうでもいい、わざわざ言うことでもないのに何なの」と思っていることに、全く気が付いていません。
承認欲求が強い
承認欲求とは、他者から認められたいという欲求であると同時に、自分を価値ある存在として認めたいという欲求でもあります。マウンティングをする人は承認欲求が強く、他人からの承認を求めています。
他人にすごいと思われたい、褒めてもらいたいという心理で、自慢という形でマウントをとるのです。他人に認められることで、自分のことを価値ある存在だと確認したいということでもあり、裏を返せば自分に自信が持てないということになります。
自己顕示欲が強い
マウンティングをする人は承認欲求とともに、自己顕示欲も強い傾向にあります。自己顕示欲とは、周囲の人々から注目されて認められたいという欲求で、要するに「注目されて認められることで自分に価値を見出そうとしている」ということです。
周囲から「あの人はすごい人だ」と注目され、羨ましがられたいという気持ちが強いため、無意識に日頃からマウントを取ってしまいます。
もともと大人しく目立たなかった人が、手柄をたてたときに注目されてクセになってしまい、マウントを取るようになるパターンもあるので、自分が何か成果を上げたときは調子に乗らないように注意が必要です。
自分の弱さを隠したい
マウントを取ることによって、自分の弱いところや人よりも劣っているところを隠そうとする心理が、マウンティングする人には働いています。
「マウンティングする=強い自分を見せる」ということです。マウントを取りがちな人は、強い自分を見せていれば、弱いところや劣っているところは見られなくて済むと考えているのです。
逆にいえば、弱い自分を見せたら嫌われる、バカにされる、評価が落ちるなど、不安に思っている小心者といえるでしょう。
慰めの言葉をかけてほしい
自虐と見せかけて実はマウンティングを狙っているという、トリッキーなマウントの取り方をする人もいます。
「自分なんて〇〇だからさ…」と自虐をすることにより、周りの人に「そんなことないよ!あなたは△△だからすごいよ!」と言わせることが狙いです。こちらは純粋に慰めているつもりが、実は相手を優位に立たせることになっているわけですね。
このタイプは何度も同じ手を使います。不幸アピールや劣っているアピールが多く、最初はこちらも素直な気持ちで「そんなことないよ!」と言っていても、ある日「…ん?また?もしかして自慢?」と気付くパターンが多いです。
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