人を信じられない原因とは？誰も信じない人の心理と対処法を解説！

では次に、人を信じられない人の特徴を見ていきます。あなた自身は人を信じることができる人でも、特徴を知っていれば、身近な人が人を信じられないでいることに気づくことができ、手助けてしてあげられるはずです。

どのような特徴があると人を信じられない人である可能性が高いのか、その特徴を把握しましょう。

人付き合いが苦手

人との付き合いや関わりは、生きていく上で必要であり重要ですよね。人付き合いが苦手な人は、人を信じられない人である可能性があります。

人付き合いが苦手だと感じる理由は、「言葉の裏を考えてしまうから」だったり、「信じられない相手と長々話すことが苦痛だから」だったりと様々です。とはいえ、人と深く関わることで疲れてしまうことが、そもそも背景にあるのでしょう。

飲み会に誘ってもいつも何かと理由をつけて断られるなど、人付き合いが苦手な一面が見られれば、その人は人を信じられないでいるかもしれませんね。

感情表現が乏しい

自分の思いを素直に表現することが苦手なのも、人を信じられない人の特徴です。素直に感情表現しても、受け入れられなかったり笑われてしまうのではないか、という不安があると言えます。

不安になってしまうのは、「同じように思ってくれているはず」「ありのままを受け入れてくれるはず」と思えないのが理由でしょう。人を信じられないために、そのような自分に対する肯定的な考え方ができないのです。

無表情でいることが多い人や、何を考えているか見ただけでは分からない人が身近にいる場合、その人は人を信じられないために自分を出せていないと言えるでしょう。

物事を悪い方向へ考える癖がある

人を信じられない人は、物事をすべて悪い方向に考える癖があるのも特徴でしょう。要はネガティブ思考で、否定的な目線で物事を見てしまうのです。

仮に人から「こうしてみたら？」とアドバイスされたとしても、「でも○○だったら嫌だし」と悪い結果を想像してネガティブな意見を真っ先に口にします。他人のアドバイスそのものを信じられないケースもあれば、最悪の事態に備えてショックを最小限に抑えようとしている防御策とも言えるでしょう。

近くにいる生身の人間よりSNS

人を信じられないことから、近くにいる人との関わりを最低限にとどめるという特徴もあります。それと同時に、人と関わらないことで生じる寂しさや不安を解消しようと、頻繁にSNSを利用することも特徴的です。

SNS上であっても、相手は「人」であることに変わりはありません。しかし、関係を切りたいと思ったら簡単に切れるという安心感があること、また顔も名前も知らず会う可能性がない人が相手ということが、自分を出しやすい環境になっているのでしょう。

頻繁にスマホを触ってSNSを更新しているといった行動が見られたら、その人は身近な人には心を開いていない状態かも…。生身の人との関わりを持ちたいと思いながらも持てずにいる、寂しい心理がうかがえます。

信じられないからしつこいくらいに何度も確認する

人のことを信じられない人は、何度も同じことを確認するという特徴も見られます。信じられないがために、ハッキリした確実性や信憑性がほしいと感じるのです。多くの人に同じ質問をしたり、それに対する証拠を求めるなど、「疑う姿勢」が常に見られます。

このような人に恋人ができたら、パートナーから「いま〇〇さんと△△にいるよ」と言われても、言葉だけでは信じられないでしょう。しっかりと写真に写す、あるいは一緒にいる相手と実際に電話などで会話をする、といった明確な証拠がないと信じられません。

そのため、恋人が疲れてしまったりイライラが募ったりして結果的に短命な交際となり、「また裏切られた」などと感じることもあります。