一人称を俺と言う男性の心理
僕呼びの男性と同じように、外から見ただけでは分からない心理を抱えているものです。その具体的な心理を、ここで挙げていきます。
男らしさのアピール
男らしさのアピールといっても、目に見えている部分のアピールではありません。具体的な何かをアピールしているのではなく、「自分は男なのだ」という根本的なアピールが主になるようです。
そして、そこから「自分は男だから強い」「自分は男だから逃げない」など、男である故の魅力を伝えようとしています。自分らしさをアピールしたいのに、なかなかストレートに出来ないという男性が、自分への関心を寄せるためにも、自分のことを俺呼びしているのかもしれません。
相手に対して心を開いている
男性が自分のことを俺と言う時、話し相手に心を開いている事が考えられます。この場合、ある一定の人の前でだけ、自分のことを俺と言っている男性に限るでしょう。自分がリラックスできる人と話している時に、畏まる姿勢を崩して、いい意味で楽な気持ちを持って自分のことを俺と呼びます。
普段、人前では僕呼びをしている可能性もあり、なかなか素の自分を出せない男性に見られる心理です。その場の空気を読むことも出来、人前での自分のキャラが決まっていると、力んでしまいがちですよね。だからこそ、素になれる時に一人称まで変わってしまうようです。
なかなか素直になれない
先にも少し書きましたが、俺呼びする男性は、人に対して素直になれないという面を持っています。極端な言い方をすると、つい見栄を張ってしまうということです。承認欲求の強い男性は、このような心理から自分を俺呼びしているのかもしれませんね。
素直になれないものの、自己主張はしたくて仕方ありません。これは僕呼びの男性と相対する部分ですが、自分の意見を通したいという心理も強く込められています。自分の主張を通す時に、少しでも強気を見せたくて、俺と言う一人称を選んでいるのです。
「僕」は子供の一人称だと思っている
自分のことを僕と呼ぶのは子供っぽくて恥ずかしい、という男性は、成長の過程で一人称を変えている可能性もあります。男性は、成長をしながら「バカにされたくない」「人が出来ることは自分も出来るようになりたい」などの意欲を、どんどん膨らませていきます。そして、いつまでも僕呼びをすることが、恥ずかしく感じるのです。
子供が「いつまでもママなんて恥ずかしい」と、おかあさん呼びに切り替えるのと同じです。同時に、小さいころに周囲の大人が俺呼びしているのを見て、「僕呼びは子供、俺呼びは大人」と無意識な線引きをしているとも考えられます。
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