面倒見がいい人の深層心理
誰かの役に立ちたい
面倒見がいい人の心理で一番先に挙がるのが、やはり「役に立ちたい」心理でしょう。困っている人を見ると放っておけない、弱い立場の人を見ると助けてあげたくなる心理が働いてしまうのです。
「誰かの役に立ちたい」という心理には「誰かに必要とされたい」「自分の存在意義を確かめたい」という心理も潜んでいると言えるでしょう。誰かの役に立つことで、自分の存在意義を感じて、自分に自信が持てるようになるのです。
実は自分に自信を持ちたくて、面倒見がいい人だと思われる行動を起こしているのかもしれませんね。
頼られたい
人に頼られるのが苦手な人もいますが、人から頼られたいと考える人もたくさんいると言えるでしょう。面倒見がいい人は、この「頼られたい」という心理を持ち合わせていることがとても多いです。
特に男性だと、恋愛において女性から頼られたい、仕事において後輩や部下から頼られたいと感じているものです。相談に乗ってあげたり、仕事を手伝ってあげたり、ミスをカバーしてあげたりすることで、生きがいを感じるのでしょう。
人を頼りたいタイプ、不器用なタイプの人とはとても相性がいいと言えます。しかし、人から頼られたいなら、頼られるほどの資質を磨いておかなければならないことを肝に銘じておかなければなりません。
いい人だと思われたい
面倒見がいい人は、親切心だけで面倒見がいい人ばかりではありません。面倒見がいい人の中には、単に「いい人だと思われたい」という自己中心的な心理を持つ人も少なくありません。
面倒を見ることによって「人から感謝されるはず」「いい人だと周囲も感じているはず」という心理が働いているのです。
相手を思いやる気持ちがあってこその「面倒見がいい人」なのですが、これでは自分の気持ちを押し付けるだけの「おせっかいな人」でしかありません。
この心理が働いている「面倒見がいい人」と付き合う時には、注意が必要だと言えるでしょう。
実はかまってちゃん
自分一人で考え、自分一人で行動したいタイプの人にとって、面倒見がいい人は、時におせっかいな困った存在になることもあり得ます。自立したいタイプの人は、周囲と密にコミュニケーションをとることに執着しておらず、目的や目標を達成することにこだわる傾向にあると言えるでしょう。
面倒見がいい人は、周囲と密にコミュニケーションを取りたがる傾向にあり、自分が周囲のことを把握しておきたいのと同じように、周囲に自分の存在を把握しておいてほしいという心理が働いています。
「自分を頼って!」「自分とコミュニケーションを取って!」という、少々かまってちゃんな心理が働いていることもありますので、度が過ぎて周囲を困惑させないように注意してください。
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