過去に戻りたくなる人の特徴【前編】
変化のない日々がつまらないと感じている
学生時代は、学業にサークル活動、バイトに趣味に充実していたのに、現在は専業主婦で買い物以外はほとんど家から出ない、近くに友達もいないとなると、生活の充実感は感じにくくなるのは無理もありません。
また、社会人になると、1日7~8時間会社に拘束されます。友人たちに会える日も少なくなり、職種によっては、会社と家との往復だけになってしまう人も珍しくありません。
変化のない、同じローテーションの毎日がつまらなくなってしまい、充実していた過去に戻りたい、自由にしていた過去に戻りやり直したいと思ってしまうのでしょう。
劣等感から自分に自信がない
学生時代は、多少の劣等感はあっても、みな同じ条件下で勉強ができているものであり、大きく差を感じることはありません。ところが、社会人になると仕事で優劣が出てきたり、おかれている環境で人生に大きく差が出るのです。
劣等感を感じ、自分になかなか自信が持てないでいると、悩みが少なかった平和な時代に戻りたくなってしまうのですね。
確かに、今の自分に自信があり、今の人生が充実していたら、過去に戻りたいとは思わないでしょう。劣等感を感じている人は、自分に自信をつけられるよう、何らかの努力をしなくてはなりません。
熱中できる事がない
ダンスの大会を目指して日々努力をしている、英会話を習得してTOEICの高得点を目指している、韓流にハマって必死で追っかけをしている…。このような人を見て「過去に戻りたいと思っていそう」だとは思わないでしょう。
どんなことでも熱中するほど興味のあるものがあれば、人は「今」という時間を大切にします。過去に戻りたいと思っている人は、必ずと言って良いほど、熱中できるものを持っていません。
あなたはどうでしょうか。今すぐ熱中できるものを見つけられないかもしれませんが、自分はどんなことが好きか、どんな時が楽しいと思えるのか、自己分析してみることをおすすめします。
過去を美化してしまっている人
「俺、10代の頃荒れてて、巷では有名だったんだ」なんて、武勇伝を語る中年男性を見たことがありませんか。「学生時代は、水泳の都大会で入賞したことがある」「バイトの時は、信頼されてリーダーをしていた」など、どんな小さなことでも、何か自分の中で自慢になることがあると、過去の自分に自信を持てるものです。
今の自分が、この過去の自分を超えられていないと「あの時は良かった」「あの時の自分に戻りたい」という心理が働いてしまうのですね。
過去の自分を振り返るよりも、今の自分をもっと大切にしていけるよう、考えを改めなくてはなりません。
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