過去に戻りたいと思った時の対処法【前編】
思いっきり過去に浸りまくる
「過去に戻りたいと思うな」「過去にこだわるな」と言われるほど、過去が気になってしまうことでしょう。それならいっそ、思いっきり過去に浸ってはどうでしょうか。
学生時代の一部分を切り取って思い出すのではなく、幼少期からどんな人生だったかを事細かに思い出すのです。「10代は、良いこともあったけど、辛いこともあったな」「大人になってからは、悪いこともあったけど、良いこともあった」など、細かく思い出すことで「過去は良くて、現在は悪い」という固定観念が崩されるかもしれません。
気が済むまで過去に浸ったら、今度は前向きに、今の人生を歩む決意をしていきましょう。
自分を分析して戻りたい原因を探る
そもそも、あなたが過去に戻りたいと思う原因が何なのか理解しているでしょうか。今、仕事が思うようにならないから、過去に戻りたいと思っていませんか?恋愛で上手くいかないから、過去に戻りたいと思っていませんか?
過去に戻りたいと思うのは自由ですが、どんな偉人でも実際に、過去に戻ることはできません。今、自分はなぜ過去に戻りたいと思うのか、考えてみてください。
原因がわかったら、今度は過去に戻りたいと思うのではなく「どうしたら改善できるだろうか」という発想転換をしてみましょう。
今まで見えなかったものが見えるようになり、解決策もきっと浮かんでくるでしょう。
昔、達成出来なかったことに挑戦してみる
「英会話を習得したいと思っていて、そのまま40代になってしまった…」「ピアノを中途半端にやめてしまったので、ほぼまともに弾けないまま」そんな経験、誰にでもあるはずです。
過去に戻ってやり直したいと思うことをやめたいのなら、過去の自分を超えてみることをおすすめします。昔、中途半端に終わってしまったこと、昔の自分が達成できなかったことに挑戦し、それを乗り越えることで、今の自分に自信をつけるのです。
今の自分が過去の自分を超えた時、もうあなたは過去に戻りたい、人生をやり直したいとは思わなくなっているでしょう。
過去に戻りたい気持ちを、家族や友人に聞いてもらう
過去に戻りたいと思ってしまうことに罪悪感を感じているのなら、周囲に自分の気持ちを聞いてもらってください。過去に戻りたいと思った経験を持つ人はたくさんいます。「私もこうだったのよ」「そう思うのは普通だと思うよ」そんな一言で、安心するでしょう。
自分一人で悶々と考えていたころは、解決策が見えてこなかったのに、周囲に相談しただけで「こうしてみたら」「こう考えてみたら」と次々と解決策が提案されることがあります。
人に相談することは恥ずかしいことではありません。過去の自分を乗り越えられず悶々としているなら、思い切って相談してくださいね。
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