事なかれ主義な人の心理
実は、事なかれ主義の人は自分が事なかれ主義だとは気づいていないことがほとんどなのです。では、事なかれ主義な人の心理を詳しく見ていきましょう。
人や物に興味がない
事なかれ主義な人の中には、他人や物に一切興味が無いというケースが多々見られます。人や物が大切だと考えていれば問題提起ができますし、場合によっては本気で怒る事もできますよね。
逆に、人や物に興味が無いとどうでも良いと思うでしょう。どうでも良い事にわざわざ首を突っ込むのは面倒でしかないですよね。人によって興味のあるものと無いものは様々ですが、事なかれ主義な人はほとんどの物事に興味が無いのです。
自分に自信がない
自分に自信が無いので事なかれ主義に徹しているという人もいます。自分に自信がないので、問題に立ち向かう勇気が湧かないのです。また、自分の能力を過小評価しているので、どうせ立ち向かっても解決しないと考えている部分もあります。
このような場合は、大抵が自分を過小評価しているだけなので、それを改善できれば事なかれ主義を脱せる可能性があります。
自信が無いだけで能力や知性が高い人が多いので、なぜ事なかれ主義がダメなのか、自分のその行動が将来にどのような影響を与えてしまうのかを説明すれば、わかってくれるでしょう。
傷つくのが怖い
傷つくのが怖いので事なかれ主義な態度を取っている、という人も存在します。対立すると感情的になってしまいがちなので、嫌われてしまうのではないかと過剰に恐れてしまうのです。
傷つくのが怖いのは誰でも同じですよね。ですので、傷つきたくなくて事なかれ主義になってしまっている人を過剰に責めるのは避けた方がよいでしょう。しかし、だからといって放っておけば自分も事なかれ主義になってしまいます。優しく諭すように、自身の態度を改めてもらうしかありません。
面倒なことに関わりたくない
なぜ事なかれ主義な人になってしまうのか、恐らく最も多い答えなのが面倒なことに関わりたくないからでしょう。このような人は、自分に関することすらも本気で対処しようとしません。なぜなら面倒くさいからです。
ここまで徹底していると立派なようにも感じますよね。しかし、本人はそれでよくても、問題提起をした人は納得できません。むしろ本気で取り組んでくれない事に対して、更に不満を募らせるでしょう。そうなってしまっては関係修復が不可能な、重大な問題になってしまう可能性もあるのです。
目立ちたくない
静かに何事もなく過ごすのが一番だと多くの人が考えています。確かにその通りなのですが、理不尽なことやダメなことを目の前にしたら行動を起こさなければなりません。それが社会人の役割なので当然ですよね。しかし、事なかれ主義な人の考え方は違います。
例え目の前で理不尽や不正義が行われていても、目立ちたくないと思って何もしないのです。もしくは、怒っても仕方がないと逃げてしまうでしょう。このような態度は理不尽を働く人の思うつぼなのですが、とりあえずその場を収めたいという考えが勝ってしまうと、事を荒立てたくないという気持ちが勝ってしまうようです。
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