事なかれ主義な人の特徴とは?≪性格編≫
では、事なかれ主義な人の性格の特徴を詳しく見ていきましょう。
八方美人
言い争いや揉めごとを極端に嫌う事なかれ主義な人は、八方美人な場合がとても多いです。誰にでも良い顔をしていれば、言い争いなどが起こらないと考えているからでしょう。人当たりが良くて頼もしそうな雰囲気も有しており、それなりに人脈もあります。
ただし、結局は事なかれ主義な人なので、有事の際はまったく頼りになりません。頼りにならないどころか、事を荒立てないようにしたいだけなので、場合によっては場を混乱させる可能性も。八方美人とは、表面を取り繕うのだけは上手な事なかれ主義な人らしい性格と言えるでしょう。
責任感がない
事なかれ主義な人は、責任感を持っていないことが多いです。例えば、事なかれ主義な人の発言がきっかけで言い争いが起こったとしましょう。発言者として言葉に責任をもって自分の主張をすべきだと、多くの人は思うはず。その結果対立したとしても、それは悪いことではありませんよね。
しかし、事なかれ主義な人はそう思いません。言い争いになった瞬間に、自分の意見を引っ込めてしまいます。とにかく事が荒立たなければよいのです。場を収めた者の勝ちという、独特の価値観を持っているからかもしれませんね。
向上心が無い
向上心が無いのも事なかれ主義な人の特徴です。しかし、現状で満足しているという訳ではありません。ただ波風を起こしたくないという思いに支配されているだけで、それが出世欲よりも大きいだけなのです。
何事も起こって欲しくないけれど、「出世したい」や「もっと追求したい」という気持ち自体はあるので、自分自身は努力をせずに周囲に愚痴を言うだけになってしまう人も。もちろん評判はあまり良くないので、友人も恋人もできにくい状況を自らが作ってしまっています。
変化を恐れている
環境が変化するということは、事なかれ主義な人が最も恐れていることの一つです。変化したら変化したで、黙って順応しようとするのですが、変化しようとする過程で賛否が巻き起こるという事態に怯えています。
状況を変える為にひと騒動あるのであれば、不満があっても現状維持のままでいいというのが事なかれ主義な人の主張なのです。
意見が異なればぶつけ合い、議論するのは当然のことですよね。そうしなければ状況は改善しませんし、良い意味で変化も起こりません。少しでも波風を立てる存在が許せないという考え方は、場合によっては問題を起こしてしまうこともあるでしょう。
権威主義
現状を変える為に試行錯誤するのは当たり前のこと。その過程で様々な意見交換や、場合によってはトラブルが起こってしまうのも仕方がないことですよね。しかし、事なかれ主義な人はそう考えません。権威主義的な一面があるので、現状を変えるのは偉い人の考え次第と思っているのです。
偉い人が命令し、それに異議を唱えずに実行するだけという権威主義的な動きは、確かに事なかれ主義な人と相性が抜群ですよね。本人だけならそれでよいのですが、巻き込まれる人はたまったものではありません。結局は権力者に良いように使われてしまうだけだと、早く理解して欲しいものです。
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