謝らない人の心理≪後編≫
では、他にもどのような心理があるのか、続きを見ていきましょう。
どのように謝れば良いのかがわからない
謝らない人の中には「謝らない」のではなく「謝れない」人もいます。謝る気はあっても、謝るタイミングや謝り方がわからず謝れないのです。これは、今まで常識やマナーを教わってこなかったことが原因になっていることが多いでしょう。
また、今まであまり失敗したことがなく、謝る機会がなかったために謝り方を知らない場合もあります。
このようなタイプは、謝り方がわからないだけで、自分が悪いことを自覚しているので「こういう時はこうやって謝るんだよ」と教えてあげると、案外すんなりと謝ることが多いでしょう。
常に自分がマウントを取っていたい
他人に対して自分で勝手に上下関係を付けて、常に自分が上の立場でありたいという心理から謝らない人もいます。常に自分が優位に立っていたいので、相手から間違いを指摘されると逆ギレすることも多いでしょう。謝ってしまうと、相手より下の立場になったような気がするので謝らないのです。
また、自分の方が上と思っているので、指摘されたところで「なんであなたに指摘されないの?」と、そもそも自分の問題点を受け入れようとしない一面もあります。相手に指摘されたことを屈辱に感じるので、少し指摘されただけでも必要以上に相手を責めることもあるでしょう。
他人の気持ちより自分が大事
謝らない人は、他人の気持ちより自分の気持ちを大事にする傾向があります。たとえ相手が不快な思いをしていても、自分さえよければいいと思っているので謝らないのです。そのため、自分の立場を守るために周囲の人に責任をなすりつけることもあるでしょう。
また、自分本位に物事を考えているので、相手から問題を指摘されると、自分の言い分を主張しがちです。
このタイプは、そもそもの思考が自己中心的なので「自分のせいで他人に不快な思いをさせてしまった」という気持ちがありません。そのため、どれだけ話し合っても自己主張ばかりで話が進まないということもあるでしょう。
怒られるのが怖くて謝ることができない
謝らない人の中には「謝ることで怒られるのが怖い」という心理から謝れない人もいます。これは、今まで育ってきた環境が大きく影響している場合がほとんどでしょう。
恐怖感情は、その物事に対して怖い経験をしたことが原因で生まれるものです。小さい頃に親から厳しすぎる教育を受けていたり、自分の非を認めることで激しく怒られた経験がある人は「謝る=恐怖」という心理になりがちといえます。
そのため、自分が悪いとわかっていても謝ることが怖く、謝りたくても謝れないという場合もあるでしょう。
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