器用貧乏な人の特徴は？あるあるエピソードや長所・短所も詳しく解説

器用貧乏な人には、器用貧乏の特徴を活かすと成功しやすい職業があります。

ここでは、そんな器用貧乏な人におすすめの職業をいくつかピックアップしました。気になる職業は見つかるでしょうか。さっそくご覧ください。

事務

規模の大きな会社なら、事務と言ってもさまざまな部署に分かれて行いますよね。そんな事務の中でも、器用貧乏な人に向いているのは総務の事務仕事です。

というのも、総務の業務内容は秘書業務から経理部門まで、多岐にわたります。そのため、全体を把握する能力が求められる仕事です。

器用貧乏な人は普段から周囲の状況を観察し、把握する能力に優れているため、誰がどの部署で、どんな仕事を担当しているかを頭の中に入れて動けるのではないでしょうか。

最も適切な人物を選んで仕事が進められるので、煩雑な内容の事務仕事ほど、器用貧乏な人には適しています。

マーケティング

マーケティングとは、商品を最も効率よく、かつ大量に販売するためにはどうしたらいいかを考え、全過程に関わって行う企業活動の総称です。

そんなマーケティングの過程は品物の製造や販売はもとより、輸送や保管、宣伝に市場調査など多岐にわたります。こうした全ての過程に対する幅広い理解がないと務まらない仕事です。

器用貧乏な人は、あらゆることに広く浅く知識を持っているため、全過程を理解できるはず。詳しいことはそれぞれの分野の専門家に任せるものの、全体像を掴むのはお手のものという点で、向いている仕事と言えます。

カウンセラー

カウンセラーの仕事は、主に人の話を聞き、その人に適したアドバイスをすることです。ただ、カウンセラーのところにやってくる人は、「自分の話を聞いてほしいだけで、アドバイスはいらない」という人も少なくありません。

器用貧乏な人は状況把握能力が優れているため、「今、この人は話を聞いてほしいだけで、こちらからの意見を求めてはいないな」といった判断が的確に出来るでしょう。ということは、「アドバイスを求める人にはこの方法が適している」と判断できるはずです。

時には聞き役に回り、時にはアドバイスをするといったカウンセラーの仕事は、気配りが出来るという点からも、器用貧乏な人に適しています。

ジムのトレーナー

近年、マンツーマン指導を行うトレーニングジムが大人気ですよね。器用貧乏な人は、こうしたジムのトレーナーもおすすめの職業です。

というのも、マンツーマン指導を行う場合、それぞれの人に合わせたトレーニング指導が必要になります。「この人はガンガン筋トレできるけれど、この人にハードな筋トレは逆効果」といった見極めが出来ないと、その人に合った指導はできませんよね。

器用貧乏な人は全体を統括する能力にも優れているため、人それぞれに見合ったトレーニング方法を考え、指導できるでしょう。トレーナーになるための勉強ができるなら、独立開業も夢ではありませんね。