器用貧乏な人の特徴は？あるあるエピソードや長所・短所も詳しく解説

人は誰しも、長所があれば短所もあります。器用貧乏な人に長所があるということは、当然のことながら短所もあるはずですよね。

器用貧乏な人の長所に続いて、今度は器用貧乏な人の短所を見ていきましょう。

飽き性なので続かない

器用貧乏な人は広く浅く何でもこなせるため、「ここまで出来たらもういいや」と諦めてしまいがちです。また、一定のレベルまで出来てしまうと興味を失ってしまう、いわゆる飽き性な性分でもあります。

その結果、何かに興味を持ってはじめても、基本的なところが一通りできるようになると「飽きちゃった」となることが少なくありません。

一度飽きてしまうと、今度は他のことが気になってしまうのが器用貧乏な人。何事も長続きしないところは、最大の短所ですね。

集中力が無い

器用貧乏な人の、広く浅くいろいろなことをこなせる点は長所ですよね。けれど、何事も広く浅くしか出来ないとも言えます。その理由は、集中力がないからです。

器用貧乏な人は一つのことに集中するのが苦手で、すぐに気が散ってしまう性分の持ち主。そのため、何か気になることがあると、作業をしながら周囲の様子を見ていることもよくあります。

こうした集中力が無いのが、一つのことを究められない最大の理由です。何でもそつなくできるけれど、集中力を必要とすることはからっきしダメなところは、器用貧乏な人の大きな短所ですね。

努力できない

器用貧乏な人は特に何かしているわけではないのに、何となく物事をこなせてしまえるのが特徴で、たいていのことは苦も無くやってのけてしまいます。

このように、さして努力をしなくてもあらかたのことは出来てしまうため、一生懸命努力することができません。

そもそも、努力をするには集中して取り組む必要がありますよね。器用貧乏な人は、この集中力がないのも短所の一つですので、努力をするのが苦手です。

さらに、努力しなくてもそこそこ良い結果を出せることも、「まあこれでいいんじゃない？」と諦めてしまう要因でもあります。とはいえ、努力は人を成長させますので、その努力ができないというのはやはり短所と言えるでしょう。

サボっていると思われやすい

器用貧乏な人は、どんなこともそつなくこなしてしまうため、人より手が早く、あっという間に仕事を終えてしまうことが珍しくありません。

こうした仕事の手が早いのは長所なのですが、その結果、する仕事がなくなってしまうことがよくあります。

誰よりも早く仕事をこなしたからこそ、やることがなくなってしまったのに、はたからは「仕事をせずサボっている」と思われるのは、器用貧乏な人ならではの短所でしょう。

きちんと仕事をこなしているのに、サボっていると思われやすい短所は、器用貧乏な人にとって腹立たしいはず。けれど、「ちゃんと仕事してますよ」というアピールが上手くできない人も多く、誤解されたままになりがちです。