近年「かかあ天下」増えた理由とは?
それに加え、昔から何となく続いている「家庭は女性が守るもの」といった風潮も関係しているといえるでしょう。かかあ天下が増えたのにはわけがあるのです。詳しく見ていきましょう。
女性の社会進出が影響している
かつては女性は結婚したら専業主婦となり、夫が稼いできたお金でやりくりするのが当たり前でした。でも現在は、結婚してからも仕事を続ける女性が増えましたよね。社会において女性が活躍する場が増えたことにより、経済力はもちろん発言力なども身についてきたのです。
このように女性が社会進出するのが当たり前になったからこそ、家庭においても夫の意見に黙って従うという人は少なくなったのです。男性と対等に仕事をする女性が、家庭でも自分の意見を持って物事を進めていくのは自然な姿といえるでしょう。
家庭のやりくりのメインは女性
仕事もしながら結婚生活を進めていく中で、よく女性側から不満の声も上がりますが「家庭のやりくりは女性の仕事」という風潮がなかなか消えません。共働きなのだから、家のことも分担して当然なのですが、なぜかウェイトは女性側にのしかかりがちなのです。
特に亭主関白な家庭で育った人に多いのですが、家事育児は女性の仕事という考えが子供のうちから植え付けられてしまうことも影響しているのでしょうね。そのせいもあって、男性に比べ女性の方が家庭のやりくりに対する能力が高くなるのかもしれません。
草食系男子が増えている
単純に、女性の方が強いカップルがそのまま結婚して夫婦になったから、かかあ天下となっているケースも多いです。男性が女性をリードする関係ではなく、元々女性が主導権を握ることでうまくいっているカップルは少なくありません。
これは、草食系男子が増えているということも影響しているのでしょう。草食系男子とうまく付き合うには、どうしても女性がリードする場面が多くなってしまいます。姉さん女房の夫婦なども、草食系男子を年上女子がひっぱる関係で成り立ってきたケースが多いです。
男女が対等な関係なのが当たり前になったから
昭和の時代は、女性は男性を立てるもの、3歩下がってついていくのが当たり前と言われていました。男尊女卑などという言葉も平気で使われていましたよね。ところが現在は、ジェンダーに敏感な社会で男女は平等、対等な関係でいることが当たり前の時代です。
このような時代の変化とともに、女性は男性の後ろをついていくだけの存在ではなくなったのです。本来女性は強い生き物といわれていますので、対等な関係であれば自然と女性の方が強くなりがち。そう考えると、かかあ天下は自然な形なのかもしれませんね。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!