女の勘が当たる理由とは?
そこでここからは、「女の勘」が当たる理由をいくつかご紹介します。
脳梁の大きさが違う
脳は左右に分かれており、それぞれで担当する脳力が異なります。
左脳は理論的な思考や分析力、そして計算力や解析能力を受け持っているのが特徴です。一方の右脳はひらめきや直観力、さらには芸術的センスを担当し、それぞれが別々に働いています。
この左脳と右脳の情報交換を司っているのが、脳内にある脳梁(のうりょう)です。この脳梁によって左右の脳の情報が互いに交換され、一つの答えが導き出されます。
女性は男性に比べて脳梁が太く、およそ1.5倍もの細胞が密集しているのだとか。そのため、女性は男性よりも右脳で感じたことを左脳で分析するスピードが早く、速やかに答えを得るというわけなのです。
本能的に危機察知能力に優れている
現代社会では、毎日の生活で命の危険にさらされることはほとんどありません。けれど、昔は捕食動物から身を守る必要がありました。
また、女性は子供を産み育てるのが仕事と考えられていた時代には、当然のことながら自分と我が子の両方を守らなければなりません。
そのため「普段とは何か違う」というちょっとした異変に速やかに気付くことが、身を守ることにつながりました。こうした本能的に危機に対する察知能力に優れているのも、女の勘が当たる理由です。
肉体的ハンデのカバー
女性は男性よりも体の造りが小さく、骨格も華奢ですよね。これは、男性が女性を守り、女性は男性に守られて生きていくように作られたからです。
今や女性も強くなり、男性の庇護がなくても一人で暮らしていけるようになりました。けれど、どれだけ仕事の能力において勝っている女性も、男性に力で来られたら太刀打ちできません。
こうした肉体的な弱さというハンデをカバーするために、より早く相手の心理を読み、危険を回避してきたことも、女性の勘が当たる理由の一つです。
社会的立場も影響
危機察知能力と肉体的ハンデの両方に通じる要素として、社会的立場も大きな理由です。
今でこそ女性も男性と同じ総合職として入社し、管理職になってバリバリ仕事をする人が増えつつあります。ですが、かつて女性たちの多くは男性よりも低い社会的立場に置かれてきました。
たとえば、「○○の家内です」といった言い方は今でもよくされますが、女性が「夫ありき」の立場にいることを如実に物語っていますよね。
こうした社会的立場の弱さから身を守るために、女性は相手よりも先にその心理を読み取ろうとしてきたわけです。
いずれにしろ女性の勘が当たる理由は、元を辿れば女性が自らの身を守るための術だったと言えるでしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!