付き合いたてに不安になった時の注意点
しかし、不安になったからといってしてはいけないこともあります。関係を悪くしてしまう言動、相手を不愉快にさせてしまう言動をここで見ておきましょう。
感情的に思いをぶつけない
自分の中の不安が大きくなった時、「分かってほしい」という気持ちが強くなるはずです。また、相手に不安を解消してもらいたい気持ちも強いでしょう。
そのため感情的になって相手に不安をぶつける人がいますが、これはNGな言動です。感情的になって不安をぶつけても、相手がその不安に共感したり納得できなければ意味がありません。場合によっては「ヒステリックになってる」「被害妄想してる」と思われかねないため、不安をぶつける場合は冷静に伝える必要があります。
怒りながら、あるいは泣きながら感情的になって伝えても、あなたの不安を理解されないどころか重く受け止められてしまうことも。気持ちをしっかりと整理し、何がどう不安なのか落ち着いて伝えるようにすべきでしょう。
過剰な束縛や嫉妬をしない
付き合いたては何かと不安に思うもの。中でも異性関係について不安を抱く人は多いでしょう。
その不安を解消しようと相手に過剰な束縛や嫉妬をする人がいますが、これもNGな言動。実際に浮気をしていない相手を束縛したり、異性の友達に異常な嫉妬心を見せれば、引かれてしまう可能性があります。
もちろんあなたも、自分の中にある不安を消したいがための行動でしょう。だとしたら、「こういうのは不安になるからやめてほしい」と具体的に伝えた方が良いです。
「異性と遊ぶの禁止!」「あの人と連絡を取らないで」といった束縛は単なるワガママに受け取られてしまう上に、あなたの中にある不安に気付いてもらえない可能性があります。
自分の価値観を押し付けない
人それぞれ異なる価値観があるでしょう。例えば「付き合ったら連絡を毎日する」とか「記念日は二人で祝う」など、自分の中にある「当たり前」が存在するはずです。
しかし、それは相手も同じとは限りません。育った環境も違えば、してきた恋愛も異なるもの。あなたの当たり前は相手にとって「あり得ないこと」かもしれないのです。
ですから、自分の価値観を相手に押し付けないことが大切。もちろん、相手の価値観にすべて合わせる必要もないでしょう。もし価値観にズレがある時は、お互いに話し合い理解を深めるべきです。
「俺はこう思う」「私は違う」など、話し合いの中でそれぞれの価値観を知り、相手を気遣ったり思いやりを持つことが大切でしょう。「これは相手が嫌がるな」と考えて配慮することは長続きの秘訣でもあります。決して自分よがりの恋愛にならないよう気を付けましょう。
我慢して不安をため込まない
付き合いたての頃は、相手に嫌われたくないという思いも強いはずです。せっかく好きな人と付き合えたわけですから、そう思うのは当然でしょう。
ただ、だからといって不安を我慢し続けるのは良くありません。確かに我慢していれば、喧嘩になることもギクシャクすることもないでしょう。しかし、あなたの中の不安は解消されず、いつしか不満に変わっていくはずです。
つまり、不安を伝えないことで関係が悪くなる可能性があるということ。ストレートに「不安になってる」と言えないとしても、せめて「寂しい」「一緒にいたい」といった言葉は伝えるべきでしょう。
相手もまた、あなたからのそうしたアクションがないと不安に気付けません。「こうしてほしいのに」と思うことがあるなら不満になる前に伝え、付き合い方を見直すことが大事です。
勝手に決めつけない
相手の考えや気持ちを、勝手に決めつけてしまわぬようにも注意しなければなりません。
例えば「会いたいと言ってこないからそこまで好きじゃないんだろう」といった思い込みです。相手は忙しいのかもしれませんし、好きだからといって頻繁に会いたがるタイプではない可能性があります。
付き合いたてですから、こうした不安は相手に聞いてみても良いでしょう。「忙しいの?」「好きでもあまり会いたいと思わないタイプ?」などと確認し、相手の性格や恋愛スタイルを知る必要があります。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!