打算的に動くメリット・デメリットとは?
そこで、打算的に動くことで生じるメリットとデメリットをいくつかご紹介します。
メリット:ストレスを感じない
打算的な人が行動する際、そのものさしは損得勘定と明確に決まっています。そのため、人と付き合うにあたっては、「損か得か」の二者択一しかありません。
したがって、「この人はどうも苦手だけれど、嫌われるのも嫌だから付き合わないと仕方ない」といったストレスを感じる事がないでしょう。自分にとって得だとなれば、相手のことが好きか嫌いかなど、関係ないからです。
むしろ、付き合って損する人のことを嫌いになるのが打算的な人ですので、得になる人は問答無用で好きになるはず。つまり、人間関係においてストレスを感じずに済むところが、大きなメリットと言えますね。
メリット:仕事で成功を収められる
打算的な人は頭が良く、瞬時に得する人を見分けて選別していきます。社会的地位の高い人や、力を持っている人に引き立てられるため、仕事で成功を収められるでしょう。
もともと、打算的な人はかなり合理的な考え方の持ち主ですので、不要なものはバッサリと斬り捨てていきます。そもそも損を嫌う性分ですから、会社にとっても損することを上手に退け、利益につながるよう、仕事を成功させることが少なくありません。
さらに、「損か得か」という単純明快な考え方が、意思決定の速さにつながって仕事のスピードも速くなります。打算的な人は、こうしたさまざまな点が評価され、仕事で成功を収めるのがメリットです。
デメリット:信頼を得られない
損得勘定で考えると、物事は損か得かのどちらかで判断することになり、選択が楽になる点はメリットですよね。とはいえ、世の中の全てのことが損得勘定で割り切れるものではありません。
昔から「損して得取れ」と言われるように、一時的には損をしても、将来的には大きなリターンとなる場合があります。けれど、そのためには人との信頼関係の構築が不可欠です。
目の前の損得勘定を最優先に動く打算的な人は、その場その場で得する人になびき、損する人には見向きもしませんので、他者から信頼を得ることができません。
また、損得勘定で動くため、思いやりがない人と思われることが多く、周囲から嫌がられるのも、信頼を得られない大きな理由です。
デメリット:損したことにとらわれがち
合理的なものの考え方をする打算的な人は、どちらかというとタフな精神力を持っているイメージがありますが、損をした時のダメージは大きくなりがちです。
さらに、得したけれど損もしたという場合、得したことに目が向かず、損したことにばかりとらわれてしまいます。というのも、とにかく損をしたくないので、「損したけれど、得もしたからプラスマイナスゼロ」という考え方が出来ないのです。
そのため「何で損するような行動を取ってしまったのだろう」と、いつまでも考えてはくよくよします。こうしたデメリットがあることは、打算的な人の普段の言動を見ていると、なかなか想像がつかないのではないでしょうか。
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