話が通じない人の特徴|前編
「この人はこんな特徴があるから、こういう人かもしれない」と、あらかじめ身構えることは、コミュニケーションにおいて重要なことです。もちろん、決めつけすぎるのは良くありませんが、広い視野を持って人と接する要素にしましょう。
あなたの周りに話が通じない人がいるならば、その人を思い浮かべ、特徴が合致するか考えながら読んでみてくださいね。
他人の意見に耳を貸さない
討論の場で周囲に意見を求めない人は、他人の意思を受け入れる姿勢がありません。話を聞く気がなく、理解するつもりもないので、話が通じない人と言っていいでしょう。
何か決め事があるときも、自分の意見を決定事項のように話す人などが当てはまります。「これがいいと思う」など、選択肢のひとつを提案するのではなく「こうしよう!」と、断定的な意見を言う人です。
ただ、このように前向きな人は、自己肯定感が強く、自分が否定されるとは思っていないパターンが見られます。リーダー気質でカリスマ性もある人が猪突猛進で意見を言い、周囲もそれに引っ張られる…という構図ができあがりやすいと言えるでしょう。
周囲に認められている人ならば、多少話が通じなくとも誰も指摘してくれず、どんどん「話が通じない人」に成長していくかもしれませんね。
思い込みが激しい
固定概念が強いがために話が通じない人は、この特徴を持っているはずです。何事にも思い込みが激しく、多様な考えを受け入れることができず、自分の経験や頭の中だけで結論を決めてしまう傾向があるでしょう。
被害妄想が激しい人や、他人の感情の機敏を理解できない人は、この特徴にあたると言えます。「絶対に嫌われた」「絶対に好かれてる」など、相手の気持ちを断定する癖がついていると、何事にも思い込みが激しい性格だと見受けられますよね。
ただ、このタイプの人でも成長するにつれて経験が増え、それなりに多くの人と接触していけば、概念のパターンが広がります。徐々に話が通じやすくなることが多いでしょう。
それでも、このタイプの人の世界観は「自分の経験と概念」でできていますので、自分と180度違う意見を目の当たりにすると、「話が通じない人」になってしまうのです。
頑固で柔軟性がない
柔軟性がない人も、話が通じない人である確率が非常に高いです。
極端な例で考えてみましょう。なぜ人を殺してはいけないのか?という、哲学的な議論をしたとき、生命とは尊いから・法律で決まっているから・殺人を許可すると秩序が保てなくなるから…など、さまざまな目線からの意見を聞くことができますよね。
このような、何が正しいのか断言できない、正解がない話題のとき、頑固で柔軟性がない人は「ダメなものはダメ」と、多角的な目線で考えるのを放棄することがあります。
つまり、柔軟性がない人とは、参加しているすべての人の意見をしっかり聞き、その意見に対しての感想や反論を言えません。何がダメなのか、何がいいのかの根拠を多角的に考えられないのは「頑固で柔軟性がない」人です。その結果、議論ができなくて、話が通じない人になってしまうでしょう。
すぐに感情的になる
嬉しい・楽しい感情を表現するのは、悪いことではありませんよね。しかし、怒りや悲しみに支配されすぎると、思考が停止してしまうことがあります。つまり、負の感情の表現が多い人は、話が通じない人である可能性が高いのです。
このタイプの人は、一度、自分の惨めさや悲劇的さに気づいてしまい、怒りや悲しみを実感すると、自分の感情を受け入れて噛み砕くために労力を使います。なんとかして今のつらい感情を抜け出したくて、感情の発散を行うでしょう。その間は、相手の話を受け入れる余裕がありません。
すぐに怒鳴り散らす、すぐに号泣する人は、感情の整理がつくまでは相手の気持ちに寄り添えないことが多いので、話が通じない人になってしまうのです。
ただ、感情が高ぶっていないときは、それなりに話ができる人のはず。人は誰しも、感情が高ぶると話が通じなくなる可能性が高くなりますので、その頻度が高いかどうかの問題かもしれませんね。
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