説明下手を改善する方法|話す時
相手の表情や返事を確認しながらゆっくりと話す
説明をするにあたって、資料を見ながら進めることもありますよね。けれど、手元の資料ばかり見て話すのはよくありません。
資料を見て説明を終えたら、聞き手の表情や返事を確認しながらゆっくりと話しましょう。その分、進行具合は遅くなりますが、それで十分。後でわからないと言われるより、一つ一つ確実にクリアしていく方が、結果的に時間は短縮されるからです。
説明が一区切りついたところで、「いかがですか?ここまでで何かご質問は?」と聞くのもいいでしょう。何もなければ、みんな肯定的な表情をしてくれているはず。これなら、安心して次へ進めますね。
結論から話して理由や経緯を伝える
日本語の文法は「起承転結」と言い、結論が最後に来る話し方をします。一方、英語はまず結論が先に来るのが特徴です。
例えば誘われた時に行けない場合、「その日は会議がありまして…」と切り出し、最後に「申し訳ありませんが参加できません」となるでしょう。
一方の英語では、「私は行けません」と先に言ってしまいます。その上で、「なぜなら、その日は会議があって時間が取れないからです」といった具合です。この方がわかりやすいですね。
説明では、この英語の文法を参考にするのがベスト。「これは、○○の役に立ちます」と結論を先に述べた上でどう役に立つのかを説明すると、聞き手も興味を覚え、真剣に聞いてくれます。
余分な言葉を入れないように注意して話す
話の中に「あ~」や「え~」、「あの~」「その~」といった言葉が多く混じると、聞き手は「説明が下手だな」と感じます。
例えば「機密文書を量子化によって暗号化すれば、より安全に相手に送信できます」と、余計な言葉を一切挟まずに言えば、「なるほど」とすんなり理解できるでしょう。
けれど「あの~、この仕組みはですね、機密文書を送る際に、え~、量子化という仕組みで暗号化しまして…」といった説明だと、「余計な言葉が多すぎて、何言ってんだかわからない」と、相手が話を理解しにくくなる可能性もあります。
このように、余分な言葉を入れないよう話すことは、説明下手の改善に有効な方法なのです。
感情的に話さないことも大事
説明をしても、全ての人が同じように理解してくれるとは限りません。「よくわからないよ。もっとわかるように説明してよ」と言われる可能性は十分あり得ます。
そんな時、「皆わかってくれてるのに、何でわからないんですか!」とか、「あなただけですよ、そんなこと言うのは!」などと感情的に話すのは厳禁です。
大部分の人がわかっていても、中にはわからない人もいるでしょう。特に質問されて感情的に話すと、「質問されたくないのかな」と思われるかもしれません。
説明を遮られてムッとすることもあるでしょうが、感情的に話す人に対しては嫌悪感を抱く人も。つい感情的になってしまうなら、冷静さを心がけることが大事です。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!