割り切った関係に対する男性の本音｜メリットとデメリットも紹介

大人の男女の間には、「割り切った付き合い」というものが存在します。友達や恋人、夫婦や家族とは違う付き合い方ですが、一体どのような関係でしょうか。

割り切った付き合いとは、基本的に恋愛感情が伴わず、お互いの利益になるような肉体関係のことを指します。お金が発生するものから、両者または片方の都合のいいときにセックスするだけの付き合い、肉体関係なしでお金が発生する例外的な付き合いもあり、様々です。

割り切った付き合いには、どちらにとっても何かしらのメリットがあります。肉体的・金銭的・精神的なメリットのために、大人の男女が秘密の関係を持つのです。しかし同時にデメリットもあり、大きなリスクを冒すことにもなります。

一般的にいう「割り切った付き合い」を紹介します。全ての割り切った付き合いには、「お互いに関係を秘密にし、絶対に漏らさない」と「必要以上に干渉しない」という暗黙のルール＆マナーが存在します。表向きに公表できない関係性でもあるため、もしもどちらか一方がルールを守れなかった場合には、トラブルにつながってしまいます。

このような割り切った付き合いに、嫌悪感を抱く人もいるでしょう。しかし、世の中には多くの割り切った付き合いが存在します。それではさっそく見ていきましょう。

①セフレ

割り切った付き合いの代表的なものとして、セフレがあります。セフレとは「セックスフレンド」を略した言葉で、セックスをするだけの関係という意味です。

セフレの中にも種類があります。まずは、友達同士の男女がセックスをする関係になったり、過去に恋人関係だった男女が別れた後に肉体関係だけ続けていたりする場合。元々知り合い同士がセフレになるパターンです。

もう一つは、セフレになること前提で出会い系サイトやSNSなどで相手を探す場合。最初からセフレとして出会うのです。

ただセックスするだけの関係で、それ以上でも以下でもないセフレと、友達のようにつるみながらセックスもするものの、恋愛感情はないセフレの2種類あります。

②パパ活

今回紹介する割り切った付き合いの中で、唯一肉体関係がない前提のものが「パパ活」です。パパ活とは、女性が経済的に支援・援助してくれる、金銭に余裕のある男性を探す活動を指します。

セックスはナシ、食事や映画など健全なデートを楽しみ、その報酬として男性が女性にお金を払う仕組みです。男性側はパトロンというよりも「パパ」の立場で女性にお金を払うため、親子でもおかしくない年齢差でパパ活は成立します。

女性は気軽に遊んでお金が貰える、男性は若い女性との時間を楽しめるということで、一時期ブームになり、そのまま「パパ活」という言葉が定着しました。しかし、男性側が本気になったり、肉体関係を要求したりという一面も。

③援助交際・愛人関係

金銭目的の割り切った付き合いに、援助交際と愛人関係があります。援助交際は「援交」や、金銭的サポートを受けるという意味で「サポ」と略されることも。

援助交際を行っている女性は学生から主婦まで幅広く、セックスの対価として金銭が発生するため、売春行為に当たります。女性が18歳以下の場合、男性側には児童買春としての危険性が伴うことが特徴です。女性が男性にお金を支払うパターンもあり、「逆援」や「逆サポ」と呼ばれます。

愛人関係は、男性が女性の衣食住の面倒を見て、その対価として男性の気の向いた時に会いに行きセックスを要求する関係です。婚姻関係はなく、男性は家庭と別に愛人を囲うため、かなりの経済力が必要です。

④浮気関係

浮気の関係も、割り切った付き合いに入ります。浮気とは、パートナー以外の異性と肉体関係を持ったり、2人きりで親しくしたりすることです。

人によって浮気の基準は違います。肉体関係を持ったら浮気、異性と2人で食事に行ったら浮気と様々です。

浮気には種類があります。その場限りの1回だけの関係や、本命はパートナーで浮気相手は遊び、何かあったら関係はすぐに解消するという、割り切った前提の継続した付き合いも浮気です。

⑤不倫関係

割り切った付き合いの中で、最も身近でやっかいなものが不倫関係です。不倫とは、どちらかまたは両方に配偶者がいるにも関わらず、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを指します。

不倫は、当人同士は割り切った付き合いでも、配偶者にとっては立派な裏切り行為。バレた場合、家庭が壊れたり、会社勤めに支障が出たり、訴訟問題に発展したりと、かなりリスクが高いことが特徴です。

最初は「不倫だから」と完全に割り切ったつもりで付き合い始めても、ズルズル続けているうちに、どちらかが本気になってしまう泥沼展開も。リスクだらけにも関わらず不倫がなくならないのは、刺激を求めたい・性欲を発散したいという身勝手な人が多いためです。

恋人同士でもないのに肉体関係を持つ「割り切った付き合い」に、嫌悪感を抱く人も多くいます。「普通に付き合えばいいのに。なんでそんなことをするのか、わからない」と理解できない人も。

逆に、割り切った付き合いに対し、恋人や夫婦にはない魅力を感じている人も多く存在します。こちらでは、割り切った付き合いを好む女性の心理を見てみましょう。

①付き合い方を分けていいとこ取りしたいから

「彼氏はいないし作るつもりもないけど、一緒に遊ぶ男友達はいる。エッチもアリだから友達っていうのは、まあ、微妙だけど。

今そういう遊び方してる相手は、3人。世話を焼きたい気分の時は年下、楽しく遊びたい時は2つ上、精神的にも金銭的にも甘えたい時は7つ上の彼、気分によって会う相手変えてる。

こういう付き合い方なのは相手も承知。彼氏のいいとこ取りできて、超らくちん。先はないけど、仕事が楽しいし、面倒な恋愛も結婚もする気ないからいいんだ」（28歳/女性/IT技術）

恋愛に対して面倒だと考えつつも、気分転換に男性と遊びたい女性の意見です。相手の男性も同じように、割り切った付き合いを希望している場合、非常に合理的な関係だといえますね。

②本気にならない恋愛の方が楽でいい！

「私は一途すぎて、恋愛すると重くなりすぎるタイプだと思います。彼の事しか考えられなくなって、他のことが手につかなくなって。

『重い』ってフラれたんですけど、私は私で自分に疲れてました。恋愛すると他が全部疎かになるのが嫌で。でも一人は寂しいから、出会い系サイトを使ってます。

会って、気が合ったらしばらく遊んだりして、もういいかって思ったら自然に連絡取らなくなって。相手に対して本気の思いがない恋愛の方が精神的に楽でいいです。勉強にも身が入るし」（21歳/女性/学生）

恋愛をすると、他のことが手につかなくなってしまう女性の意見です。気の向いた時に遊ぶだけという割り切った付き合いなら、自分をコントロールできるようですね。

③出会い系で「主婦」がウケがいいからはまっている

出会い系アプリを使って、援交してます。正直援交って、若い子がやるものかなって思ってたんですけど、アラサーでも結構イケるもんなんですね。私未婚なんですけど、『主婦です』って言うようにしたら、ものすごくウケて。なんか、人妻ってエロいイメージがあるのか知らないですけど。

正直セックスはどうでもいいですが、お金が欲しいんですよね。パパ活も考えたけど長時間拘束されるのは効率悪いし、しばらく援交で稼ごうと思ってます」（32歳/女性/派遣）

割り切った付き合いというよりも、お金稼ぎとして援交をしている女性も多く存在します。しかし、若くなくても援交自体がグレーゾーンなため、ほどほどにしておいた方が良いでしょう。

④割り切った関係の不倫相手に癒しは要らない

「夫とセックスレスで欲求不満が溜まっていたとき、飲み会で酔った勢いでパート先の上司とセックスし、そのまま不倫関係に。私はたまにセックスできれば、あとはバレなきゃどうでもいいし、相手にも家庭があるから、まあ間違いは起こらないかなと。

相手が仕事で落ち込んでいる時、私に慰めて欲しそうにしてきたけど『そういうのは奥さんにお願いして』と断った。不倫に感情を持ち込んだら、厄介になるのは目に見えてる。お互い精神的な癒しは不要でしょ、セックスだけの関係なんだから」（37歳/女性/パート）

リスクの高い不倫関係は、感情移入は厳禁です。割り切った付き合いができなくなるようなら、即やめるべきでしょう。

割り切った付き合いをする女性は、ドライで計算高い考え方をしていました。では、男性の心理はどういったものでしょうか。さっそく見ていきましょう。

①彼女に会えない寂しさを埋めたい

「彼女は自由人で、趣味を優先する性格。趣味を楽しむためにはしっかり稼がなきゃってバイトもガッツリ入るタイプ。

タイミングが合わなくて、彼女となかなか会えないことがよくあるわけ。当然エッチもできない。だから、ちょっと寂しいなと思った時に会うセフレがいる。もちろん、彼女と好きな時に会えるようになったら、いつでも縁を切れるような関係だよ」（19歳/男性/学生）

彼女は彼女で大切、セフレはセフレでいつでも切れる関係という状況です。いつでも会えるようになったとしても、なんだかんだ理由をつけてセフレを必要とするタイプでしょう。

②相手を一人に絞りたくない

「女の子と遊びたいけど、相手を一人に絞りたくない。正直に言うと、色んな人とセックスしてみたい！

出会い系サイトを使えば、結構色んなタイプとヤレるし、どんなもんかと思って援交にも手を出したことがある。若い子は怖かったから、年上の人妻だったけど。

彼女とか作っちゃうと、こんな遊び方できなくなるじゃん？まあいずれ彼女欲しいなとは思うけど、今は色んなタイプとセックスできるのが楽しいから、それ優先！」（26歳/男性/営業）

性欲も好奇心も旺盛で、色々な女性とセックスを楽しみたいのは、男性あるあるですね。彼女がいるにも関わらず、同じ遊び方をする男性もいることを考えれば、彼は誠意があるといえるでしょう。

③割り切った付き合いは手軽で自由だから

「元カノが結構束縛が強いタイプで、だいぶ窮屈な思いをしました。女友達と親しくしすぎないで欲しいっていうのは、まあわかるんですが、飲み会に行くな、男同士でも不安だとか言い出して。

最終的に、仕事の残業まで疑い出して、ちょっとこれはしんどいなと。俺、全然浮気とかしてなかったのに。

結局別れたんですが、もうしばらく彼女はいらないなって。その点、割り切った付き合いができる女の子は、気軽でいいですよね。彼女ではないけれどデートもするセフレ、といった感じ」（28歳/男性/旅行）

重い女性と付き合った経験がある男性は、束縛に対し非常に敏感になりがち。手軽な割り切った付き合いを求めるのも、無理はありません。

④素人の若い女の子とエッチしたい

「キャバクラなどの夜の女の子は、プロすぎて飽きてしまって。いわゆる普通の女の子と接する機会が欲しくて、パパ活を始めました。

最初はただ、食事をして話ができればいいなと考えていましたが、まあ他人の男女なんで、体の関係も持ちたいと思いますよね。会って話して、いいなと思えば料金上乗せで交渉する。OKな子とNGな子に分かれます。

最近は、NGそうな子にいかにOKさせるかというテクニックを研究中。援助とは違った楽しさがありますよ」（46歳/男性/管理職）

パパ活で、純粋にデートだけ楽しみたい男性も存在します。しかし彼のように、最終目的を肉体関係とするパパも一定数存在するため、パパ活をする女性は注意が必要です。

一般的に割り切った付き合いは、恋人や配偶者のように公にできるものではありません。それどころか、周りに知られてしまうと問題がある場合が多く、秘密にせざるをえないような付き合いです。

異性と割り切った付き合いをする人には、共通する特徴があります。あてはまる人の全てが割り切った付き合いをしている人とは限りませんが、参考になるでしょう。

ストレスが溜まっている

割り切った付き合いをする人は、人には言えないストレスが溜まっている傾向があります。秘密主義というよりも、真面目な性格からくるものです。

真面目な人はストレスが溜まっても、周りの人に愚痴ることができません。「こんなことを言っても、迷惑だろうな」や「相手の気分を悪くしてしまうだけだろう」と考えてしまうのです。その結果、ストレスを一人で抱え込んでしまいます。

このタイプの人は、割り切った付き合いの相手を作り、ストレスのはけ口にするのです。割り切った付き合いそのものが、ストレス発散になっていますが、その場限りの付き合いだからと、割り切った付き合いの相手に愚痴を言って発散することも。

過去の恋愛にトラウマがある

恋愛に対するトラウマも、割り切った付き合いを選択する原因になります。「彼女の束縛が激しくて辟易した」と相手に原因がある場合や、「恋人のことを考えすぎて、自分をコントロールできなくなってしまった」と自分に原因がある場合など、様々です。

一人でいることが寂しく、異性と関わりたい気持ちはあるものの、トラウマから真剣に交際するのは面倒…。そう考える人は、割り切った付き合いを好みます。お互いが割り切った付き合いの場合、深入りせずに、男女交際のいいとこ取りができるためです。

相手の状況を気遣える配慮がある

割り切った付き合いは、当人同士の秘密の付き合いです。浮気や不倫の場合、相手にパートナーが存在します。

そのため、自分の気が向いたからといって、いつでも好きなタイミングで相手に連絡ができるわけではありません。どのタイミングで連絡して大丈夫か、返事がなくても相手の都合を想像して待つことができるかという気遣いが必要になります。

割り切った付き合いは、お互い深入りしない関係のため、相手について詳しいことを知る権利がありません。相手が言わないことは聞かない、という気遣いも必要です。

割り切った関係に必要なお金を使う余裕がある

割り切った付き合いの中で、金銭が発生するものに、パパ活や援助交際、愛人関係がありましたね。不倫や浮気の関係でも、ホテル代などが必要になる場合が多く、割り切った付き合いをするためには、金銭面の余裕が必要です。

一般的には、男性が支払うというイメージが強いでしょう。しかし、バリバリと仕事をして収入の安定している女性の場合、女性側が支払う側に回ります。割り切った付き合いを望み、支払う側に回る人は、男女関係なく仕事ができて高収入な人が多いのです。

不倫関係や援助交際は社会的信用がなくなるリスクがあります。シングルの人でもセフレが存在すると周りに知られると、印象が悪くなるでしょう。金銭が発生するセックス、浮気や不倫には、悪い印象を抱く人が多いことも事実です。

しかし、割り切った付き合いを望む男女は、世の中に一定数存在します。それは、割り切った付き合いにはメリットがあるためです。リスクを冒してまで割り切った付き合いをするメリットとは、一体どういったものでしょうか。

干渉しあわないため精神的に楽

割り切った付き合いは、お互いいいとこ取りをするために、干渉しあわないというルールが存在します。そのため、都合の悪いことや触れられたくないことに、踏み込まれずに済みます。

話したくないことまで話す必要がなく、相手の悩みや厄介ごとを気遣う必要もありません。干渉しあわない相手と一緒にいることを、精神的に楽だと感じる人も多く存在します。そういったタイプの人は、特定のパートナーと一緒に居ることよりも、割り切った付き合いのできる相手を好むのです。

恋人のようなケンカがない

恋人のようなケンカをせずに済むことも、割り切った付き合いのメリットです。お互いに干渉しあわないため、ケンカの原因がありません。

「都合の良い時に、都合良く過ごす相手」とお互いが認識していれば、すれ違いが起きませんよね。「仕事が忙しくて彼女の相手ができず、機嫌を損ねてしまった」や、「彼氏よりも友達を優先したら、彼氏がへそを曲げた」ということがなく、ケンカをせずに済むのです。

恋愛のいいとこ取りができる

「独り身は寂しいけれど、恋愛をすると自分がいっぱいいっぱいになってしまうので避けたい」と考える人にも、割り切った付き合いはメリットがあります。それは、恋愛のいいとこ取りができることです。

女性に多く見られる傾向ですが、好きな人や恋人ができると、相手に夢中になってしまう人は一定数存在します。仕事や友達付き合い、趣味がおろそかになってしまい、相手には重いと言われ、自分自身も疲れてしまうのです。

その点、割り切った付き合いは、「深入りしない、干渉しない」という前提で成り立っています。恋愛のいいとこ取りだけができるため、仕事やプライベートに支障をきたさずに済むのです。

非日常的な感じが味わえる

割り切った付き合いは、リスクを伴うものが多くあります。「バレてはいけない」というリスク自体が刺激となり、非日常的な感じを味わえることが魅力になってしまうのです。

リスクを伴う緊張感が、「割り切った付き合いは刺激的」という快感にすり替わります。ドキドキする関係のスリルにハマってしまうと、「いけないことをするのは快感」と認識して、癖になってしまうのです。

割り切った付き合いを長く経験した人は、普通の恋人同士や夫婦関係だけでは物足りなく感じてしまうことも。割り切った付き合いの相手と縁を切った後にも、刺激を求めて他の相手を探し、同じことを繰り返します。

前項で割り切った付き合いのメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットも多く存在します。漠然と「イメージが悪い」ではなく、デメリットをしっかりと把握することにより、割り切った付き合いに魅力を感じなくなる可能性も。

大人の割り切った付き合いに興味があるものの、踏み切る勇気がない場合は、デメリットを知ることが非常に重要です。また、割り切った付き合いをしているものの、辞めたいと思っている人も、デメリットについて改めて考えてみると良いでしょう。

相手が本気になると大変

割り切った付き合いは、お互いに干渉・深入りをせず、関係は秘密にするというルールが必要です。しかし、相手に情が移ってしまったり本気で好きになってしまうパターンも多々あります。

そうした場合、泥沼化してしまい、非常に厄介なことに。割り切っていたはずの相手が、自分の事を知りたがるようになり、干渉するようになってきます。周りにバラすとちらつかせてくることも…。

浮気や不倫、援助交際や愛人関係など、周りに知られてしまうとただでは済みませんよね。会社での立場、家庭、友人関係など、色々なものが壊れてしまいます。最初は割り切っていたとしても、相手が本気にならない保証はどこにもありません。

自分が本気になると別れを告げられる

「相手が本気になると大変」の逆パターンです。最初は自分も割り切った付き合いを望んでいても、相手と接しているうちに情が移ってしまう可能性はゼロではありません。自分が本気になってしまい、割り切れなくなってしまうこともあるでしょう。

しかし、相手は割り切った付き合いを望んでいます。干渉や深入りを望まず、心のつながりは求めていません。割り切った付き合いの相手は、本気になられたら厄介な相手なのです。

そのため、自分が本気になってしまったことを悟られると、別れを告げられます。相手がそれすら面倒だと思った場合、突然音信不通になることも。割り切った付き合いの相手に本気になることは、厳禁なのです。

将来に繋がらない

相手が本気になっても、自分が本気になっても、厄介な割り切った付き合い。そんな付き合いは当然、将来に繋がることはありません。

割り切った付き合いは、今を楽しむだけの関係です。その場限りか短期間にとどめておくべきでしょう。

自分にきちんと寄り添ってくれるパートナーが欲しい、いつか結婚したいという希望があるなら、なおさらです。心を伴わない割り切った付き合いは、長くなればなるほど時間を無駄にするということを、心に刻んでおきましょう。

割り切った付き合いがバレると周囲の信用を失う

割り切った付き合いは、バレると周囲の信用を失います。シングルの人に、その場限りの付き合いの異性やセフレがいても、何の問題もありませんよね。結婚していない場合は、浮気は本人にとって大したことではないかもしれません。

しかし、周りの人は「ああ、軽い人なんだ」や「異性に関していい加減な人なんだな」という印象を持つでしょう。

また、不倫や援助交際は、周囲にバレると深刻なダメージを受けます。家庭が壊れるだけではなく、会社での立場に影響が出る可能性も。訴えられたり、警察沙汰になってもおかしくない行為なのです。

自分の人生が変わってしまう危険を冒してまで、割り切った付き合いをしたいですか？冷静になって考えましょう。

慣れてしまうと恋愛観が歪む

お互いに深入りせず、都合のいい時に恋人関係のいいとこ取りができる割り切った付き合い。恋人同士のようにケンカになることがないところは、メリットです。

しかし、割り切った付き合いに慣れてしまうと、恋愛観が歪むというデメリットがあります。自分に深入りしてこない相手とばかり付き合っていると、自分も相手の気持ちに興味を持たないような付き合い方しか、できなくなってしまうのです。

相手の都合を気遣うことはできても、相手の心を思いやることができません。恋愛のいいとこ取りに慣れてしまうと、相手のちょっとした嫉妬や、自分を心配して言ってくれる小言を「面倒だ」と感じてしまうでしょう。

割り切ったつもりでも女性に不利な面が多い

割り切った付き合いを好むのは、男性だけではありません。女性も自分からセフレを探す人はいますし、援助交際は「お金が欲しい」という自分の意思で、セックスの相手を探しますよね。

しかし、セックスを伴う割り切った付き合いは、女性に不利な面が多いことを覚えておいてください。重要なものに、妊娠があげられます。心にも体にも人生にも、強制的に大きな変化がやってきます。割り切った付き合いに、それだけの価値があるかどうか、今一度考えましょう。

また、援助交際や不倫など、社会的に問題のあることがバレてしまった場合、会社に居づらくなってしまうことも多々あります。不倫が社内の相手だった場合はなおさらです。