人に当たる人の心理とは?《後編》
予め人に当たりやすそうな人について知っておけば、自身がその人のターゲットにならないように自衛をすることができますよね。
人に当たる人とは距離を取っていきたい…そんな場合も、人に当たる人の心理に注目しておくと良いでしょう。
人に当たるのがかっこいいと思っている
心理の中には「人に当たるのがかっこいい」というものがあります。人に当たり散らす姿がかっこいい、そんな価値観が理由で人に対して当たってしまうのです。
たとえば「不良がかっこいい」「常識やモラルに外れたことをするのは刺激的」と考える人はそう少なくはないでしょう。不良ドラマや映画などに影響をされた若者などは、特にそういった考えに一時的でも染まりやすい傾向にあります。
そういった価値観を持つと「他人に当たるのがかっこいい」「少し暴力的な態度が魅力的」と思うようになり、人に当たることを良しとしてしまうのです。
非を認めたくないから人に当たる
非を認めたくないから人に当たるという人もいます。たとえば非を認めなくてはいけない場面になった時、素直に非を認めたり謝ったりすることができず、他人に当たることでその場を切り抜けようとしてしまうのです。
また、責任転嫁癖がある人も他人に八つ当たりすることが多いでしょう。自分が責められている中で「でもお前が悪いだろ!」と責任転嫁とともに、感情の高ぶりを利用して必要以上に他人を傷つけてしまうのです。
非を認めることはプライドに傷つく、負けを認めることになる…そういった考えや価値観を持っていると、窮地に立たされた時に八つ当たりをしてしまうことが多いと言えるでしょう。
人に当たるのは固定概念や偏見が強いから
「こういうタイプの人は悪人だから傷つけても問題ない」「こいつは鈍くさいから強く当たるくらいが丁度良い」など、やや歪んだ固定概念や偏見を理由に人に当たる人もいます。
たとえば過去にいじめをしていた人がいて、そのいじめ自体は非を認めて当事者間で解決したとしましょう。しかし「過去でも何でもいじめをしていたやつは悪」「酷いことをしたのだからされて当然」といった考えを持つ人が周りにいると、八つ当たりの対象になりやすいのです。
こういった歪んだ固定概念や偏見の厄介なところは、八つ当たりをしても悪いことだとは思っていないというところでしょう。「当たられて当然だ」と相手に対して思っているため、悪気無く八つ当たりをしてしまうことがあるのです。
人に当たる人はストレスが溜まっている
基本的に人に当たる人はストレスが溜まっていると言えるでしょう。イライラや不満、不安な気持ちがずっと心の中にくすぶっていて解消されていない状態は、冷静な判断力を奪います。また、他人を気遣う余裕もなくなり、自分のことで精一杯になりますよね。
そういった状態で、さらにストレスが溜まるようなことがあるとつい八つ当たりをしてしまうのです。どんなに普段優しい人だとしても、気持ちに余裕がなくなってイライラしたり、焦ったりしてしまうと、度合いには差があれど八つ当たりすることはあります。
普段全然人に当たらなそうな人が八つ当たりしている…そういった場面に出くわした場合は、その人自身に猛烈なストレスが溜まっていると考えていいでしょう。
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