破滅願望を持つ原因
「たびたび破滅願望を持ってしまう」という人は、こうした原因があるかもしれません。
失敗に対するトラウマがある
過去に失敗した時、トラウマができてしまったことで破滅願望を持つ人は少なくありません。失敗したことで周囲から批判を受け自分の立場が危うくなったり、悩んだ末に出した結論で失敗したという過去がある人は、再びそうした事態になることを恐れて破滅願望を持ちます。
その時は乗り越えたつもりでも、自身の中でトラウマとして残っていれば、問題やトラブルが起きた時に当時のことが蘇るはずです。それでいて当時失敗に終わっているわけですから、「またあんな思いをしたくない」「逃げ出したい」といった思いになってしまい、破滅願望を抱くのでしょう。
強いストレスを持っている
目の前の出来事に対してだけでなく、他の場面でもストレスを抱えているとしたら破滅願望を抱きやすいです。問題を知らず知らずのうちに溜め込んでいて、強いストレスを抱えている可能性があります。
例えば、しなければいけないことが重なり切羽詰まった状態になれば「どうにでもなってしまえ」と思ってしまうもの。
つまり、ストレスによって自身が押しつぶされそうになっている状態と言えます。それにより何から手を付ければ良いのか、あるいはどう対処すべきなのか思い悩んでしまった場合は、破滅願望を持ちやすいです。
自身がそうしたストレスに囲まれていないか確認する必要がありますね。
視野が狭くなっている
悩みや問題を抱えた時、あなたならどのように解決策を見出すでしょうか。きっと良い結末になるよう、結末から逆算した行動を取り入れる人が多いはずです。
ただそれしか方法がないとなれば、途中で失敗したり思い通りにならなかった場合つまずきます。そして「こうしておけば良かった」と後悔したり、「他に方法がない」と焦りを抱くでしょう。
そんな時に破滅願望を持つ人もいます。これは、自分の視野が狭くなっていることが原因です。それしか方法がない、その結末しか考えられないといった視野の狭さから、そういった考えに至ってしまったのでしょう。
幼少期の環境が原因になっていることも
幼少期の環境が原因で、破滅願望を持つケースもあります。
例えば、愛情を必要としている中両親に構ってもらえなかった、あるいは友人関係のトラブルがきっかけでいじめに発展してしまったといった経験がある場合です。このような環境の中で育った場合、自分に自信を持てないだけでなく、周りを頼ることができないため破滅願望を持ちます。
このタイプの人は、他者を信用することが難しいため、仮に破滅願望を持ったとしても素直に助けを求めることができません。また、幼少期に培った考え方や価値観が根付いているため、破滅願望への対処が上手くできないケースが多いです。
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