「人は人、自分は自分」と思って生きるデメリット
離れていく人もいる
自分の意志を貫く勇気と努力は大切です。しかし、それによって時に周囲を犠牲にすることもあるということを忘れてはいけません。あなたが強固な意志を貫くがゆえ、ついていけなくなって離れていく人も出てくる可能性を考えておきましょう。
あなたの生き方に、大切な家族がついてこれなくなるかもしれません。あなたの意志の強さゆえに大切な友人と離れてしまうかもしれません。あなたはそれと引き換えに、自分の意志を貫く覚悟はあるでしょうか。
あなたに同調してくれる人がいなくなる可能性も無くはないのです。「人は人、自分は自分」という生き方を貫くべきかどうか、今一度自問自答してみてください。
批判される可能性がある
「人は人、自分は自分」と気楽に生きるのは良いですが、周囲から「協調性がない」「輪を乱す」「自分勝手でやりづらい」と思われてしまう可能性は否定できません。集団生活の中で、自分を貫き通しすぎると、周囲が困惑してしまうことも多いのです。
周囲に批判されても自分を貫くのも良いですが、友人や家族ならともかく、チームで動いている職場で自分を貫くのはかなり難しいのが現実だと言えます。それでも「人は人、自分は自分」という考えの下で生きていきたいなら、その場合はある程度批判されることは覚悟しておきましょう。
自分の意志を曲げないなら批判を恐れないこと、批判されるのが嫌な場合は周囲に合わせるといったように、時には協調性も大切にすると良いでしょう。
間違っていても気づかない
誰にでも失敗はありますし、誰にでも間違いはあります。しかし、「人は人、自分は自分」と考えて生きるタイプの人は「自分は絶対に間違っていない」と思い込んでしまいがちです。
また、日ごろから自分の意志を通すことから、周囲に「間違っていると思うけど、言っても聞かなさそうだし言わないでおこう」と思われてしまう可能性が高いと言えるでしょう。こうなると、間違いに気づくチャンスはどんどん減ってしまうのです。
人の意見を取り入れるタイプは、一見、自分の意志がなさそうに見えますが、間違いにすぐ気づける、また、自分が思っていたものよりもっと良い方法を教えてもらいやすいというメリットがあると言えるでしょう。
助けてほしい時に困ることも
あなたが誰かに無理をお願いしたい時、徹底的に拒否する人と、引き受けてくれた人がいたとします。相手が困っているときに助けてあげたいと思うのはどちらかは、一目瞭然ですね。
「人は人、自分は自分」という気持ちで生きることは間違いではありませんが、やはり自分の意志を貫くということは、それに伴う責任も自分で引き受けなくてはなりません。
都合の良いところだけ自分の意志を貫き、立場が苦しくなったら周囲に助けてほしいと訴えても、誰も助けてくれないかもしれないということも知っておきましょう。
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