Facebookで子供自慢をする人の心理は?
頑張りを認めてほしい
自分はどれだけ育児を頑張っているかをアピールするために、「子供が幼稚園に行っている間に、学校に行って資格取得します」「夜泣きが続くけど、頑張ってます」「運動会の席を確保するために、朝5時から並びました…」などと投稿する人もいます。
このような投稿をする人は、「大変!お疲れ様ー」「資格取得するの?子育てしながら勉強ってすごい!」などのコメントが欲しいのでしょう。確かに、子育て中は悶々と悩みを抱え込んでしまいがちなので、Facebook上のコメントは大きな励みになることも。
しかし、これが頻繁になると、コメントする方もだんだんうざいと感じるようになりますから、そのあたりのさじ加減が難しいですね。
周囲から羨ましがられたい
とにかく優越感に浸りたいがために、子供自慢を投稿する人もいます。子供がいて、何不自由ない生活をしていることを投稿し、「私は今、こんなに幸せです」とアピールしたいのでしょう。
そして、「子供ちゃん可愛い!」「グアム行ったの?私には時間もお金もないよー」などのコメントを見て、優越感に浸り、自尊心を保つのです。
しかし、子供自慢に限らず、自慢話は度が過ぎるとうざいもの。自慢もほどほどにしておかなければ、周囲からうざがられて孤立してしまうかもしれません。
共感してほしい
あまり友人がいない、悩みを相談する人がいない女性に多いのが、「共感してほしくてFacebookに子供のことを投稿する」というケースです。たとえ相談できる友人がいたとしても、誰かに悩みを聞いてほしい時に相手が忙しいと、電話をすることもためらってしまいます。
そんな中Facebookに子供自慢を交えた悩みを投稿すれば、少しは心が軽くなるでしょう。また、それに対して反応してくれる人も少なからずいるはずです。
見ている側は、このタイプの投稿は「うざい」と突き放さず、「頑張ってるね」など簡単なコメントで良いので、反応してあげるようにした方が良いのかもしれません。
誰かにかまってほしい
友人がいない、または友人が忙しい人ばかりでかまってもらえない場合も、Facebookに依存してしまうことがあるようです。確かに、一方的に大勢の人に発信するわけですから、誰かがコメントで反応してくれる可能性がありますよね。
かまってほしいと思っている人にとって、SNSはこれ以上ないアイテムだと言えるでしょう。いい大人が自分のことを投稿するのは気が引けるので、とりあえず子供のことを投稿するのです。
とはいえ、「かまってほしい心理」は他の人には伝わりづらく、見ている側はただ子供自慢ばかりされているような気分になってしまうでしょう。