家族が欲しいと思う理由《後編》
将来が不安
独身時代を謳歌しているうちは気にならないのですが、通常、親は自分よりも先に死んでしまいます。歳を重ねるにつれ、親はいなくなり、兄弟は家族を持ち、頼れる相手がどんどん減っていくでしょう。今は若いから自分でどうにかできていても、老後はどうでしょうか。
どんどん年老いて、体調や収入面で不安要素が重なっても、家族がいないと助けてもらえる可能性は低くなります。将来がだんだんと不安になると「家族が欲しい」と思うようになるのは仕方のないことなのでしょう。
人間は年老いていくものであり、そのこと自体問題があるわけではありません。しかし、よほどの対策と覚悟をしておかない限り、家族がいない老後を過ごすのは困難だと言えるのです。
身内の不幸や周囲の引っ越しが続いた
生まれた時から当たり前に存在した親や兄弟、親戚、また親友など、あなたの周囲には大切な人がいたはずです。
それが、親が亡くなり、親戚が亡くなり、兄弟が遠くへ引っ越してしまうなど、どんどん信頼していた人がいなくなると、当たり前だった家族が当たり前ではなかったことに気づかされるでしょう。
「家族がいるから自分はいるんだ」「家族のありがたみが身に沁みる」としみじみと家族の大切さが分かるようになり、だんだんと「家族が欲しい」という気持ちに切り替わっていくのです。
家族を築くこと、家族を守ることの尊さに気づくと、自然と家族が欲しいという気持ちになるのは、当然のことだと言えるでしょう。
必要とされたい
人間には誰かに認められたい、必要とされたいという「承認欲求」があるものです。仕事をしていれば、ある程度の承認欲求は満たされるはずですが、プライベートではどうでしょうか。
そもそもあなたが独身であるなら、あなたを必要とする家族はほとんどいないでしょう。親が元気で兄弟も独立していたら、周囲はあなたを頼ろうとはしないはずです。友人たちに家族がいるなら、友人たちはあなたよりも家族を頼ることでしょう。
家族を持つことで、自分の役割を与えられ、家族は自分を必要としてくれるのです。必要だと思って欲しいがゆえ「家族が欲しい」という気持ちになってしまうのですね。
子供が欲しい
男性一人でも、女性一人でも子供を作ることはできません。子供が欲しいという気持ちになると、まず「家族が欲しい」という考えになります。特に女性は子供を作れる期間が男性より限られていますから、子供が欲しいと思ったらすぐ行動に出なくてはなりません。
子供は手がかかりますし、育児資金も必要です。思うようにいかないことも多いですが、それと引き換えにかけがえのない思い出や充実した人生をくれることでしょう。子供が欲しいという感情は家族が欲しいという感情と同じです。
子供が欲しいなら、前向きに結婚に向けて行動することをおすすめします。
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