自己肯定感が低い人の恋愛傾向は?〈続き〉
しかし、自己肯定感を高めることができれば、これまでうまくいかなかった恋愛がうまくいくようになる可能性は十分にあります。そしてそのためには、自分自身の恋愛傾向を分析し、認めてあげることが大切です。
引き続き、自己肯定感が低い人の恋愛傾向について解説します。自分と向き合うためにも、さらに理解を深めましょう。
浮気体質
自己肯定感が低い人の中には、浮気体質の人がけっこういるようです。これまで紹介してきた通り、恋人に嫌われたくなくて依存や束縛をすることが多いため、浮気体質と聞いて意外に思う人も少なくないでしょう。
自己肯定感が低い人にとって、恋人はなくてはならない存在です。一方で「嫌われたらどうしよう」と常に不安に感じており、自分に自信がないため「自分は愛されている」と自信を持つことができません。
そして、恋人が自分のもとからいなくなった時に備えて、不特定多数の人と関係を結ぼうとしてしまうのです。つまり恋人以外にも保険をかけることで、不安な気持ちを分散しようとしてしまうのですね。
突然別れを告げる
自己肯定感が低い人にとって最も耐え難いのが、恋人からの拒絶です。恋人から明確に嫌われたり、別れを告げられたりするのは、絶対に迎えたくない未来だと常に考えています。
しかし、交際しているとうまくいかなくなることはたくさんありますよね。自己肯定感が低い人ならばなおさら、恋愛していてつまずくことは多いでしょう。そして「きっと恋人に振られるだろう」とネガティブ思考に陥ってしまうこともあるのです。
そうなったら、自己肯定感が低い人は、相手に振られる前に自分から別れを告げます。恋人からの拒絶は耐え難い苦痛であるため、少しでも自分を守るために、「きっともう駄目だろう」と判断したら、突然別れを告げてしまうのです。
好きな人や彼氏に影響されやすい
自己肯定感が低い人は、自分のことを尊重できていません。自分の好きなものや趣味などがあったとしても、好きな人や恋人がいれば、それらを投げ捨ててでも相手に合わせてしまうのです。そうすることで、相手から嫌われることを避けようとしているのですね。
また、好きな人や恋人の好みに合わせることで、共通点を作り、安心感を得たいという心理もあります。自己肯定感が低い人の恋愛は常に不安にさらされているため、少しでも安心するために、共通点を作って気持ちを落ち着かせようとするのですね。
そのため、自己肯定感が低い人が恋愛をすると、ガラリと雰囲気が変わることも珍しくありません。清楚系だったのがギャル系の雰囲気になったり、今まで吸わなかったタバコを吸うようになったりと、相手の好みや趣味にどんどん合わせていってしまうのです。
恋愛以外の交友関係が疎かになる
自己肯定感が低い人の非常にわかりやすい恋愛傾向が、恋をすると交友関係が疎かになるという点です。特に恋人ができた場合は、恋人ばかりに夢中になってしまい、友達や家族との関わりはどんどん薄くなっていく傾向にあります。
もともと自己肯定感が低い人は自立心がなく、誰かや何かに依存していないと自分を保てないと考えています。さまざまなことを平等にこなせるほどの余裕もないため、結果的に恋愛にハマれば恋愛に、友達にハマれば友達にハマっていってしまうのですね。
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