共依存親子の特徴【親編】
共依存親子の親は、どういった特徴を持っているのでしょうか?多くの共依存親子は自覚がないため、気になる人は、自分や自分の親が共依存親子の特徴に当てはまっているかどうか、ぜひ確かめてみましょう。
過保護
共依存親子の親の特徴のひとつが、過保護という点です。子供がいくつになっても過保護な姿勢が変わらず、一種の束縛のような形で子供の自由を制限しようとします。
過保護であること自体は、必ずしも悪いことだとは言い切れません。ほとんどの親が「子供を守りたい」「できるだけ安全な場所にいてほしい」と感じているでしょう。
しかし子供が成長するにしたがって、子供の活動領域は広がっていきます。そしてそれに合わせてほとんどの親は干渉をやめ、見守る姿勢へとシフトチェンジしていくのです。一方で、共依存親子の親は子供に依存しているため、常に目の届く場所に置いておきたいという心理から、見守るのではなく過保護になってしまう傾向にあります。
大人になっても経済的に援助する
子供が大人になっても経済的に援助するというのも、共依存親子の親のわかりやすい特徴です。
たとえば子供が社会人になって働いているにもかかわらず、食費や生活費などを親が援助している場合、少なくとも子供は親に依存している形になりますよね。自立しているとは言い難い状態です。
多少の援助ならば親が子供を思ってのものと考えられますが、過度に援助している場合は、共依存親子の可能性が高いと言えるでしょう。
親が思い描く未来を押し付けている
共依存親子の親に多いケースが、子供に親が思い描く未来を押し付けてしまうというものです。
たとえば「ちゃんと勉強して良い大学に行くべき」という親の助言は、子供の未来のために良かれと思って言っているかのように聞こえます。しかし、子供が大学進学ではなく専門学校進学や就職をしたいと考えている場合、この親の助言は果たして子供のためになると言い切れるでしょうか?
状況や子供の考え方にもよりますが、「こうするべき」という親の圧力によって、子供が大きなストレスを抱えるケースは珍しくありません。子供の意思を無視して、親が思い描く未来を無理やり歩かせようとするのも、共依存親子に多いケースだと言われているのです。
過度に甘やかしすぎている
子供を過度に甘やかしすぎているというのも、共依存親子の親に多い特徴です。
子供がまだ10歳未満なのであれば、親が子を甘やかすのは特に珍しい光景ではないでしょう。しかし、子供が大人になっても小さな子供のように甘やかし続けるのは、あまり見ない光景ですよね。
一概に全員がそうだとは言えないものの、甘やかされている大人は自己中心的だったり、何でも親に頼ったりする傾向にあります。いくつになっても親に甘やかされることを当たり前だと思っており、子供にそのような意識を持たせてしまうことが、共依存親子になる原因のひとつだと考えられています。
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