共依存親子の特徴【子供編】
親同様に、共依存親子の子供には特徴があります。自分は共依存親子かもしれない…と不安に思っているのならば、これから解説していく内容を、自分たち親子と照らし合わせて読んでみましょう。
愛されたいと思っている
共依存親子の子供に多いのが、愛されたいと思っているというケースです。「愛されたい」という願望を持つこと自体は特に不思議なことではないものの、共依存親子の子供は異常なまでに愛に飢えていることが多い傾向にあるようです。
これは、子供が「○○しないと親に愛してもらえない」という意識を持っているからだと言われています。何かの条件を達成しなければ愛してもらえないため、子供は必死になって親の愛情を手に入れようと頑張ってしまうのですね。
その結果、親に愛されるために、認めてもらうために、いくつになっても親の目を気にし続けてしまうのです。
大人になっても実家から出ない
共依存親子に多いケースが、子供が大人になっても実家から出ないというものです。一概に実家暮らしが悪いとは言えないものの、たとえば社会人になっても親に生活費や食費を出してもらっている場合などは、共依存親子になっている可能性が考えられます。
実家暮らしで生活費の多くを親に出してもらうということは、親の存在があって、自分の生活が成り立っている状態だと言えますよね。精神的に依存しているわけではないとしても、生活を親に依存している時点で、共依存家族になっている可能性があるのです。
何でも親に聞く
いくつになっても親に許可をもらおうとする人っていますよね。何でも親に聞く恋人や友人を見ていて、「自分一人で決められないの?」「それくらい自分で考えてほしい」と思ったことがある人もいるでしょう。
実はこれも共依存親子の子供の特徴のひとつです。いくつになっても、小さな子供のように親に何でも聞いてしまうのは、親に自分の思考や決定権を委ねているのと同じことです。
また、何かを決めるということは、同時にそれに対する責任を負うということでもあります。つまり、親に何でも聞くというのは、思考を放棄するだけでなく、負うべき責任すらも親に丸投げしていると言えるのです。
親の言うことに従っている
いくつになっても、親の操り人形のように動いてしまう人もいます。自分と親の考えが違えば、自分の意見よりも親の意見を優先して行動してしまうのです。実はそういう人も共依存親子の子供に多いです。
もちろん親の意見を尊重すること自体はとても素晴らしいことでしょう。しかし、何もかもを親の言う通りにすると、自分の意見や考えをないがしろにし、自分で考えて行動する機会を自ら奪ってしまっています。
また、それに慣れた子供は「親の言う通りにしたほうが楽だ」という思考になりやすいのも事実でしょう。自分で考える必要もなく責任を負う必要もない、ただ言われたとおりに動けばいいだけという関係性は、まさしく親に依存する子供の構図だと言えるでしょう。
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