友情結婚を選ぶ人の特徴は?
「友情結婚を選ぶのはLGBTの人」というイメージが世間ではあるようですが、実は他にも「性的なトラウマがある」など理由はさまざまです。パートナーに対しては、親友としての信頼や、友情、シェアメイトのような感情を持っている人が多いのでしょう。
そんな事情だけでなく、わざわざ「結婚」という選択をするのには次のような理由があります。
・長男、長女で家を継がなければならない
・親を安心させたい
・周囲からのプレッシャーや圧力に耐えられない
・本当の理由が言えない
・理由があり結婚しなければならない
などです。では具体的な特徴をご紹介しましょう。
単純にパートナーがほしい・必要な人
友情結婚を選ぶ人の中には、単純に人生をともに過ごす相手が欲しい、老後をひとりで過ごすのは寂しい、周囲のプレッシャーから解放されたいと考えている人もいます。
特に周囲からのプレッシャーから解放されたいと思っている人は、「結婚はまだなの?」などと、結婚に踏み切れない本当の理由を知らない相手から、心無い言葉を言われ続けることに傷ついている人も少なくないのでしょう。
また、長男や長女として生まれ、家を継がなければならないという事情がある人もいます。
友情結婚は偽装結婚とは違い、お互いを信頼し合ってするものなので、周囲から見れば恋愛結婚やお見合い結婚と何も変わりません。ひとたび結婚してしまえば、心無い言葉に傷つくこともなくなるはずです。
体の関係がある結婚が嫌な人
なんらかの性的トラウマがある人は、相手を信頼していても性行為そのものが嫌だと感じてしまったり、トラウマがなくても体の関係を持つこと自体が嫌な人もいます。
過去に浮気をされた、裏切られたなどの経験がある人は、性行為に対してトラウマを抱えてしまうことがあるでしょう。「身体の関係がある結婚は嫌だけど家庭が欲しい人」でもできるのが、この友情結婚なのです。
また、トラウマの有無に関係なく、性行為なしでも信頼で繋がることができる相手がいいと思う人も、友情結婚を考える場合があります。
友達のようなフランクな関係を望む人
友情結婚を望む人の中には、気の合う友人を見つけて、大切なパートナーとして一緒に人生を歩むために、結婚したいと思う人もいるようです。お互い対等で、フランクな関係を理想とする人たち同士なら、友情結婚という選択肢はいい方法なのでしょう。
相手の環境や価値観を共有し、助け合い尊重し合える関係を求めて友情結婚を選ぶのは、新しい結婚の形なのかもしれません。大恋愛の末に結婚したとしても、お互いが助け合い尊重し合うことができない関係では、一緒に居ても辛いだけですよね。
LGBTの人
友情結婚を選ぶ人の中には、LGBTなどいわゆるセクシャルマイノリティの人もいます。実は友情結婚の活動をしている人は、LGBT人口の4人に1人と言われています。カミングアウトする勇気がない、するつもりはないので周囲からは気付かれません。そのうえで異性と結婚をすることで周囲を安心させられると考える人も多いのかもしれません。
友情結婚をしてもお互いに別のパートナーがいることも少なくありません。それを承知で友情結婚をしているので、別のパートナーが居てもトラブルにはならないことが多いようです。
しかしのちほど書きますが、トラブルになってしまうこともあるので注意が必要な場合もあります。
ノンセクシャル・アセクシャルの人
ノンセクシャルは誰かを好きになっても性的欲求は持たない人で、アセクシャルは他人に対して性的に惹かれることが少なく、性行為への関心や興味、欲求が少ない人を指します。
友情結婚なら、性的関係を前提としないため、無理する必要がなく、お互いに心が休まる環境で生活を送ることができるのです。
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