人間嫌いになった理由と原因
なぜ人間嫌いになってしまったのか、主に考えられる理由や原因を挙げていきます。人間嫌いな自分と向き合う時に、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
他人と関わりたくない、話したくない
元々、人とのコミュニケーションが苦手な人は、他人との関わりを苦痛に感じます。仕事や学校など、コミュニケーションが不可避な場所でも割り切ることができないでのす。「他人と関わりたくないのに関わらなければいけない」というプレッシャーが、どんどん人間嫌いに拍車をかけてしまいます。
人間嫌いな人の中には、自分の世界をしっかり持っている人も多くいて、その世界に浸っていたいと考えます。その世界に他人は不要と考えているのでしょう。結果的に、近付いてくる人間を必要以上に警戒して、毛嫌いしてしまうようになるのです。
いじめや裏切りなど人間関係にトラウマがある
過去に、いじめや裏切りなど、人間関係でひどい思いをしたことがある人も、人間嫌いに陥りやすくなります。この場合、他者に対して恐怖心を抱いていることが多く、相手がどんなに優しい人でも好きになることができません。
「いつかはこの人も自分を傷つける」という思い込みがあり、どんな人と接しても信頼できません。最初から人に対して嫌悪感を示すので、相手が好意を示しても受け入れることは難しいでしょう。
自分に自信が持てない
人間嫌いな人の特徴として、自己肯定感が低いことは前述しました。自分に自信が持てないと、他人と関わる資格がないと思い込んでしまうので、人を避けようとしてしまいます。本当は人間嫌いではなくても、思い込みはなかなか抜けないでしょう。
そして自分に自信が持てないことで、ひがむ気持ちを持ってしまうことも避けられません。他人のことを「いいなあ」と思い始めると、どんどん羨ましい気持ちは大きくなります。そして、自分には何もないと思い込んでしまいます。自分の可能性に気付けないままどんどん悲観的になり、他人を嫌って距離を置いてしまうのです。
自分を守ろうとする
他人と関わると、大なり小なりもめ事はつきものです。繊細な人であれば、些細なことでも深く傷つきます。そんな事態を避けようとして、人間嫌いになってしまうようです。他人を嫌いになることで、人間関係を最小限にとどめ、できるだけ揉め事に巻き込まれないようにしたいのでしょう。
何から自分を守ろうとするのかは、人それぞれですが、一番目立つのは傷つくことから自分を守るためでしょう。過去に大きなトラウマを持つ人はそういった心理が強く、反射的に人間嫌いになってしまうことも。自分を守ろうと殻に閉じこもってしまうと、相手の声は届かないままになってしまうでしょう。
我慢を強いられてきた
何をするにも我慢を強いられていると、反発心が大きくなります。「あれもだめ、これもだめ」と制限をかけ続けられたり、「我慢してね」と抑え続けられることで、ストレスやプレッシャーは蓄積していきます。そのうちに爆発して、反発心から人間嫌いになってしまうようです。
あまりにも不条理な我慢が続くと、「なんで自分ばっかり」という気持ちも大きくなって、他人を許せなくなってしまいますよね。そうなってしまうと、他人に優しくすることはできませんし、「自分はこんなに我慢している」という気持ちから、心の壁を作るようになってしまいます。
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