自己犠牲をやめるための方法
自己犠牲を止めれば多くのものが手に入ります。しかし、これまで自己犠牲をしてきた人は、簡単には手放せないでしょう。頼み事を断ろうとしても、反射的に首を縦に振ってしまっているかもしれません。
そんな風に自己犠牲が骨身に染み付いてしまっている人は、どうすれば良いのでしょうか?
自分の意見や意思を強く持つ
まずは、自分の考えをはっきりさせるところから始めましょう。頼みごとをされたときに、自分は引き受けたいのか、断りたいのかを明確にします。
自己犠牲をしている人の中には、そもそも自分がどう思っているのか分からない人も。そういう人は特に、意識的に自分の気持ちを明確化することが大切です。
こうして自分の気持ちに向き合うと、多くの人が「本当は断りたい」と考えているでしょう。もちろん、余裕があって引き受けたいのならそれでもOK。自分の考えをはっきりさせたら、あとはそれを口に出すだけです。
自分の意見をはっきり言う
ここが難しいところですよね。たとえ嫌でも断れないからこそ、これまで自己犠牲をしてきた人も多いはずです。
なかなか自分の意見を言えないのは「言ったら嫌われるかも…」という恐れがあるから。ということは、恐れがなくなれば言えるようになるということです。
そのため、もしはっきりと意見を言った場合、具体的にどんなリスクがあるのか列挙してみましょう。そうすると、意外とリスクが少ないことに気づくのではないでしょうか?よく頼みごとをしてくる人に嫌われても、少々気分が悪くなる以外にデメリットはないはずです。
こうしてリスクをきちんと把握すれば、あとは一歩踏み出すだけ。穏やかな口調で良いので、最後まで断ってみましょう。一度うまくいけば、勇気が湧いてきますよ。
他人のためではなく自分のために行動する
自己犠牲を続けてきた人は、「何かやりたいことはある?」と聞かれても、咄嗟に思いつかないかもしれませんね。それは、それまで自分のやりたいことについて考えてこなかった証拠。つまり、それだけ自分の時間や労力を犠牲にしてきたことを意味します。
そんな状態から脱するためには、何でもいいので自分のために時間を費やすことです。特別やりたいことがなくても構いません。ちょっと流行りのお店に行くなど、誰のためでもない、自分のためだけの時間を持ちましょう。
そうやって、自分のやりたいことに考えを巡らせ、それを行動に移すことが大切。これまで自己犠牲ばかりしてきた人は、そうやって正反対の行動をとることで癖を中和していきましょう。
頼みごとをする
これは大変ハードルが高い行為だと感じる人も多いのではないでしょうか?自己犠牲する人には、自分が人に頼むくらいなら自分だけで背負った方が良いと考える傾向があります。
しかし、誰にも頼らないというのは不可能です。たとえば、私たちは日々の食糧の生産を生産者に頼っています。会ったことがない人にさえ頼っているのです。
それなら、一緒に働く同僚や友人であればお互いに頼ることがあるのは当たり前です。もちろん、相手に自己犠牲を強いることがあってはいけませんが、そうでないのならお願いしてみましょう。そうやって頼る癖を身につけると、「どこまでなら頼ってよいか」が分かるようになり、結果的に自分自身も理不尽な頼みごとを断れるようになります。
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