ひねくれ者が素直になれない原因とは
ひねくれ者になる原因は、あることにはあります。しかし、それはほとんど人には見えないもので、個人的に経験してきた結果の原因。見えないところで、どんな原因がひねくれ者を生み出してしまうのか、参考例を挙げていきましょう。
否定されるのが怖い
どんな人でも、人から否定されるのは怖いもの。これまで否定される経験が少ない人には、不慣れな分余計に怖いでしょう。否定ばかりされていると、気持ちが拗ねてしまい、ひねくれ者になりやすいもの。
他人から認められることで、自分の存在価値を見出す人もいますよね。そして、その度に否定されることが怖くて仕方なくなります。
否定とは、拒絶の類でもあり、孤独への導火線でもあります。否定されることで自分の評価は下がり、その下がった状態でまた人に判断される…。人の気持ちを変えることは難しいと知っているので、人から否定される前に、つっぱねようとしてしまうのかもしれませんね。
過去のトラウマ
ひねくれ者になる人の過去のトラウマで、一番多いのは、やはりコンプレックスを生み出してしまうことでしょう。
例えば、昔は陽気でハツラツとしていたのに、心が折れるまでいじられた…など、悪質ないじめではなくても、充分心にダメージを負います。人と関わることにも、自分をさらけ出すことにも、抵抗を感じてしまうようになることも。
トラウマとは、一度根付いたら払拭するのに時間がかかります。トラウマを払拭するようなことに出会わなければ、なかなか切り替えることもできません。ですが、トラウマが原因で人を拒んでいる間は、そういった機会にも恵まれないままでしょう。
劣等コンプレックス
劣等コンプレックスという言葉をご存知ですか?卑屈な考えが染みついた、劣等感からくるコンプレックスのことを指しています。
劣等感であれば、自覚することが出来ますが、劣等コンプレックスの場合は、ほとんどが無意識下に押し込めているので、自覚することも少ないでしょう。自覚していないので、自信がなくなると、自分が劣等感を感じる環境から逃れようとします。
ひねくれた態度をとったりして、避けようとします。また、劣等感をかんじていることを自覚ても、認めたくない気持ちが強いため、人を威圧したり、嫌味を言って優位に立とうともするようです。
自己主張が許されなかった
これまでの人生で、自己主張を許されなかった人間は、「自分は意見をしてはいけないんだ」と思い込んでしまいます。誰も本音を聞いてくれないので、そのうちに気持ちがいじけてしまい「どうせ誰も聞いてくれない」とこじらせた方向にいってしまうでしょう。
これが、ひねくれ者の原因になってしまうのです。
押さえつけられてきた分、鬱憤が溜まりやすく、感情が爆発しやすくもなります。些細なことで怒りだしたり、自分の意見が途中で遮られると「やっぱり聞いてくれない」とひねくれてしまうことも。
そのせいか、しっかり目を見て、話しを最後まで聞いてもらえることには、強い安心感を覚えるようですね。
人の上に立つ機会が多かった
自己主張が許されなかった人がいる反対で、逆に自己主張だけを通してきた人も、ひねくれやすくなります。そのタイミングは、自分の立場が変わった時。
今まで人の上に立っていたのは、他の人と同等か、または人に従う立場になった時に、プライドが邪魔をして素直になれなくなってしまうのです。
プライドが大きな障壁になると、ひねくれた性格も簡単には改善されないようです。相手が寛容な人であれば、多少は素直になれるかもしれませんが、自分が弱い立場であるとは認めたくないもの。
また、こういった人は自分がひねくれているという自覚も薄く、指摘されると逆上してしまうこともあります。
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