自己評価が低い人になってしまった原因
今の自分を変えたいならば、まずはなぜ自己評価が低い人間になってしまったのか、その原因を正しく把握することが必要です。
以下では、自己評価の低下を招く主な原因を4つピックアップしてご紹介していきますので、自分に自信がもてない原因を探る手掛かりとしてご覧ください。
周りに否定ばかりされて育った
出来の良い兄弟姉妹をもち、「あの子はあんなにできるのに、どうしてあなたはできないの?」と周囲から否定的な言葉を投げかけられて育ったという人も意外と多いのではないでしょうか。
たとえ悪意がなかったとしても、否定的なことばかり言われると深く傷つき、健全な自尊心や自己肯定感がもてなくなってしまいます。
とりわけ教育熱心で厳格な親に育てられると、褒められることよりも否定されることのほうが多く、健全な自己評価を得にくくなるのです。
客観的に評価される機会が少なかった
「0か100か」の極端な思考をもつ親をもつと、普通ならば褒めてもらえるようなことをしたとしても一切褒めてもらえず、それによって自己肯定感が低くなってしまいがち。
また、あからさまにえこひいきをする教師や上司によって理不尽な評価を受けてばかりいる場合も、どんどん自尊心を傷つけられます。その結果、おのずと低い自己肯定感しかもてなくなるのです。
人一倍傷つきやすい性格
良くも悪くも図太い神経の持ち主は、他人からネガティブなことを言われても軽く受け流すことができます。
他方で、繊細な人物は他人のちょっとした発言にもいちいち気に病み、長い間そのことに心が囚われてしまうのです。
このような理由から、人一倍傷つきやすい人は自己評価が低い傾向にあります。自分を守るために心を閉ざしたり、あるいは低い自己評価の穴埋めのために他人からの愛情や評価を異常に求めたりすることも…。
後者の場合、自分を受け入れてくれそうな友達や恋人に過度に依存するため、ハラスメント体質の人間と共依存関係を築いてしまい、そこから抜け出せないこともしばしば。
小さい頃から対人関係が上手くいかなかった
友達の輪の中に入れずに居心地の悪さを感じたり、仲良くなりたいと好意を抱いている人になぜか冷たくされた経験はありませんか?
あからさまにいじめを受けたわけでなかったとしても、小さい頃から対人関係で悩むことが多かった人は、「誰にも愛してもらえない」と思い悩み、低い自己評価に至ってしまうもの。
このような低い自己評価につけこみ、ハラスメント体質の人間からいいように利用されることさえあります。
明らかにハラスメントを受けているのに、自己評価が低い人は自分が被害者であることに気づけず、自分を苦しめ不幸にする悪循環を断ち切れないこともあるのです。
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